ほら。よく大喜利やる「○○とかけて△△ととく。そのココロは?」というアレですよ。のりゆきのトークで北海道で、たまに電話テーマにすると、奥様方なかなかな作品をご投稿くださる。で、結構面白い。ならば皆で楽しもうと、この「なぞかけ道場」を作ってみました。トーク本番までの練習場所として。日本の庶民文化を感じる手段として。またまた老化防止のための頭の体操として。あるいはただの暇つぶしとして。皆でなぞかけ楽しみましょう。
道場主は私、宇野章午。僭越ながら皆様の珠玉の作品を論評させていただきます。また、ただ載った。あかんかった。ではつまらないと思い、ポイント制を導入いたします。

そもそも「なぞかけ」とは何ぞや?知らない人のために念のため。
「AとかけてBととく。そのこころはC。」という、大喜利でよくやるアレである。それでは段階を踏んで、なぞかけの作り方を伝授するとしよう。お題は‥‥そうだな。今我輩の目の前に転がっている「鉛筆」で参ろうか。
道場主模範解答(1)
「鉛筆」とかけて
「虫歯」ととく
そのこころは
「削られたり、折れたりします」
これが一番簡単なやり方だな。鉛筆と言うお題に虫歯と返し、単に両方の共通点を並べるものだ。で、作れない人ってぇのは、この「鉛筆」というお題を聞いたときに、まず「虫歯」のところを考えてしまうらしいのだ。これでは絶対出来ません。
なぞかけは、お題の分析から始まるのだ。連想ゲームであるな。まず、お題の「鉛筆」と聞いてどんなことが連想できるか考えてみるとよい。
「鉛筆」→「書く」「削る」「折れる」「芯」「トンボ」「文字」「消しゴム」「先が尖がってる」「筆箱」「紙」「H」「HB」「4B」「六角形」「短くなる」etc。
で、次に思いついた言葉で連想できる、違うものを考えるわけだ。
模範解答(1)では「削る」「折れる」から「虫歯」を連想したが、たとえば「トンボ」で「日本の秋」を連想する人もいるかもしれないし、「H」からピンク色に染まっていく人もいるかもしれない。
つまり、なぞかけはオチから考えるのが正解なのだ。A→B→Cではなく、A→C→Bと考える。これができたら第一段階。
ただし、オチで使わないほうが良い言い回しと言うのがある。「どちらも○○でしょう」である。何となく落語家っぽく聞こえるが、これは逆に素人っぽくなってしまうので、やらないほうが良い。
練習問題(初級編)
・ 次のなぞかけの空欄の中をうめよ
(1)「鉛筆」とかけて
「□□□」ととく
そそこころは
「一本芯が通ってます」
(2)「鉛筆」とかけて
「□□□」ととく
そのこころは
「六角形が基本です」
(3)「鉛筆」とかけて
「□□□」ととく
そのこころは
「削れば削るほど短くなります」
さあ諸君はこの四角の中に何を入れる?(1)ではアメリカンドッグなどの串物や、一本芯がビシッと通った人物名(誰だろう?高倉健?)などが考えられる。(2)ならば単純に六角形のもの(雪の結晶とか)。(3)の削れば削るほど短くなるものは‥‥命かな?もちろん、この方法が悪いと言うのではない。この共通点を並べるやり方でも目の付け所によっては十分出来た作品にもなる。
次にダジャレを活用する。AとBの共通点をダジャレでまとめるやり方で、(1)からワンステップ上がったものとも言える。
道場主模範解答(2)
「鉛筆」とかけて
「大事な約束」ととく
そのこころは
「紙(神)にかけます」
道場主模範解答(3)
「鉛筆」とかけて
「VIPの接待」ととく
そのこころは
「気(木)を使います」
更に、次の例のようにアクセントまで一緒ならば言うことはない。
道場主模範解答(4)
「鉛筆」とかけて
「妊娠の心配」ととく
そのこころは
「ゴムを使えばほとんど消えます」
最近はワープロソフトの普及により、同音異義語の変換がやりやすくなっている。とりあえずオチの文章を作ってみて、どんどん変換しながら面白い言葉の組み合わせを探っていくのも一つの方法であると我輩考える次第である。
さあここまで来れば、なぞかけ道場で(松)獲得も夢じゃない!
更なるハイレベルな作品を目指すなら、見た目や簡単な連想ではなく、機能面やそのお題(この場合は鉛筆)が状況によってどのように変化するかと言った、更に踏み込んだ連想にも挑戦してみると良いだろう。
道場主模範解答(5)
「鉛筆」とかけて
「更生してまじめに働く元不良」ととく
そのこころは
「最初は尖がってたけど、働いているうちに随分丸くなりましたぁ」
この場合、オチが「随分丸くなりましたぁ」と話し言葉になっているのもポイントである。仮に今まで通り「最初は尖っていても、働くうちに丸くなります」だと、やはり面白さは半減してしまう。「丸くなりましたぁ」と話し言葉にすることで、何となく元不良の姿が見えてこないだろうか?作品に広がりを持たせるテクニックである。参考にするように。
また、「○○ととく」の所をディティールを細かく、長くしてみると、それだけで何となく通っぽくなるから不思議だ。
道場主模範解答(6)
「鉛筆」とかけて
「前人未到のジャングルに入った探検隊、虫除けスプレーを忘れてた翌朝」ととく
そのこころは
「掻きまくります」
どうだろう。なぞかけの作り方が見えてきたのではないかな?なぞ賭け道場への投稿はもちろん、たまに「トークDE北海道」の電話テーマになるときにはおコメ券など生活に役に立つものが貰えるチャンスもある。当道場で腕を磨き、機会があればぜひトークでも商品をゲットしてもらいたい。それでは皆の者、精進するように。以上!