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遺族「自動車を凶器にした無差別殺人」 飲酒"時速119キロ超"で女性死亡 懲役14年求刑 北海道

2017年7月3日19:06
 北海道旭川市で飲酒運転の車に衝突され、女性が死亡した事故の裁判員裁判で7月3日、、検察は被告の男に対して、懲役14年を求刑しました。また遺族が法廷に立ち、事故に対する思いを訴えました。

 遺族の夫:「自分の判断で、飲酒したうえで暴走したあなたが死なずに、どうして安全運転をしていた妻が殺されなければならないのでしょうか」

 法廷で悔しさをにじませた中島康博さん。事故で最愛の妻、朱希さん(当時38)を失いました。

 起訴状などによりますと、石崎勝彦被告(52)は、2016年5月、飲酒のうえ猛スピードで運転して、中島朱希さんの車と正面衝突し死亡させた、危険運転致死罪に問われています。

 遺族の夫:「妻は石崎勝彦被告に殺されました。この事故は、自動車を凶器とした無差別殺人です。被告人を二度と世の中に出すべきではない、と私は考えます」

 検察側は「飲酒しながら運転するのはドライバーにあるまじき行為。アルコールで自制心が失われた状態で、スピードを出したいという欲求を抑えきれず、暴走行為に及んだのは厳しい非難に値する」として石崎被告に対し、懲役14年を求刑しました。

 一方、弁護側は、「運転が困難なほど酔った状態ではなく、事故の原因はハンドルの操作ミス」として、危険運転は適用されず、過失運転致死罪などにとどまると主張しました。

 裁判を終えて、遺族は…。

 遺族の夫:「人が何人亡くなったという問題ではない。人の命が奪われた事実に対して、その原因がいかに悪質だったかを考えて判断してほしい」

 判決は6日に言い渡される予定です。

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