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過酷…"潜水士"の訓練 新人恐れる荒波で"中断! " 思わずもらす「怖い…」 北海道

2017年7月12日11:51
 7日連続の真夏日となった北海道。にぎわう海水浴場で気を付けたいのが、水の事故です。救助の現場で活躍する、潜水士たちの姿を追いました。

 大きくうねる海。荒波が次々と押し寄せます。

 「訓練を中断します。訓練、中断します」

 ベテラン潜水士も頭を抱える想定外の高波。海を守る男たちの訓練の行方は…。

 訓練の準備で慌ただしく動き回るのは、竹永昂司さん(22)。

 2017年の春に水難救助隊に加わった、新人潜水士です。この日の荷物は、いつもと量が違います。

 新人潜水士 竹永昂司さん:「(荷物は)ざっと20種類ぐらいです。きょうは5機関合同訓練なので、いつも積まないテントがあり、少し多めになっている」

 北海道石狩市の海水浴場周辺では2016年8月、水難事故が同時に2件あり、計5人が死亡しました。

 「被害者を1人でも減らしたい」。そんな思いから2017年、消防など5つの機関の潜水士による合同訓練が実現したのです。

 記者:「初の合同訓練ですが?」

 新人潜水士 竹永昂司さん:「気が引き締まる。(他機関の潜水士と)と潜るのが初めてなので、いつもの訓練とは心持ちが違います」

 ずらりとそろった5種類のドライスーツ。約20人の潜水士が、捜索が困難を極めるほどの悪天候での訓練に挑みますが…。

 新人潜水士 竹永昂司さん:「(波が)けっこう高い。捜索しづらいですね」

 過酷な状況に打ちのめされそうになる竹永さん。思わず本音が…。

 新人潜水士 竹永昂司さん:「波をかぶって焦ってしまい、苦しいと感じた。海が初めて怖いと感じた」

 海への恐怖を感じながらも、竹永さんは先輩たちの高い技術を学ぼうと必死に食らいつきました。救助の現場の難しさを痛感した竹永さんは、覚悟をもって緊急事態に備えます。

 新人潜水士 竹永昂司さん:「石狩消防署の水難救助隊では、経験のある隊員が抜けている。先輩の隊員から盗めることをしっかり盗み、『竹永なら任せて大丈夫だ』というような隊員になりたい」

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