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台風に負けない! 「ど根性ホタテ」と漁師 北海道八雲町

2017年8月30日19:55
 2016年8月の連続台風から1年。高波で養殖施設が壊され、大打撃を受けた港町。負けじと奮闘する漁師たちと、生き残った「ど根性ホタテ」を取材しました。

 記者:「街路樹がいたる所で倒れています。あっ!車だ!怖い危ない」

 2016年8月、北海道に襲った台風10号。

 北海道南部では、いたるところで木が倒されるなど、大きな被害が出ました。

 そして、最も被害が大きかったのはホタテです。北海道八雲町など、噴火湾のホタテの養殖施設では、高波の影響で、ロープが絡まりホタテが脱落するなどしました。

 ベテラン漁師の山戸勝久さんは。

 ホタテ漁師 山戸さん:「震災の時の借金だって残っているのに」

 渡島地方の漁業被害は主にホタテで、36億円以上。東日本大震災に次ぐ被害額です。

 2017年上半期の漁獲量も、2016年の半分以下に落ち込みました。

 「よーい、スタート!がんばれ!がんばれ!」

 あれから港町は復活に向け奮闘していました。

 2017年6月に開催された「世界耳づり選手権」。ホタテを養殖ロープにくくりつける早さを競う大会で、初めて行われました。

 ホタテは、台風で生き残って成長した「ど根性ホタテ」。
函館市などから初心者も参加しました。

 地元の若者たちによる大会に、町長は。

 北海道八雲町 岩村克 町長:「これで元気が出ます。情報発信していけば、漁業者たちもがんばるかという雰囲気にもなる」

 2016年の台風から一年。

 2017年8月、被害を受けたホタテ漁師山戸さんを再び訪ねてみると…。

 ホタテ漁師 山戸さん:「このまま行ってくれればね、成長はいい、大きい」

 「ど根性ホタテ」が順調に育っていました。

 ただ8月はじめ、台風が北海道に迫ってきた時は…。

 ホタテ漁師 山戸さん「ビビっていた、正直」

 波の影響が出ないよう、養殖ロープをより深く沈めたということです。

 港町復活のためにふんばる漁師たち。今は、稚貝の選別作業もしています。「ど根性ホタテ」の子どもたちです。

 ホタテ漁師 山戸さん「めんこい」

 「ど根性ホタテ」の水揚げは、2018年3月です。

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