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"甚大な被害" 台風10号から1年 残る爪痕…暮らしは戻ったのか? 北海道清水町

2017年8月31日19:35
 甚大な被害を出した2016年の台風。ちょうど1年がたった北海道清水町を取材しました。そこから見えたのは、いまだに残る、爪痕の深さでした。

 篠原巨樹キャスター:「大変な量の流木、アスファルト、さらには鉄骨類ですね。更地になってる場所がありますけども、この川のほとりには、民家が建っていましたが、押し流されたままの状態になっています」

 1年が過ぎた今も残された深い爪痕。住民はどう感じているのでしょうか。土砂が流されながらも、建物だけが残った男性は。

 猿橋雅明さん:「水が引いたあとを見ると、敷地の半分は削られた」

 篠原巨樹キャスター:「Q.不安は?」

 猿橋雅明さん:「台風15号が近づいているので、今はそれが心配」

 台風シーズンを前に、住民の不安は再び高まっています。いざという時の避難所にも変化が起きていました。北海道が2017年7月、新たに示した浸水予想図には、初めてペケレベツ川が入りました。

 2016年、130人の町民が避難した保健福祉センター。ここにも水が押し寄せました。

 清水町 前田真さん:「向こうから水がきて、すべて水没した。腰を超えるくらいの水が流れ込んだ」

 洪水の際の新たな避難所は、1キロほど離れた小学校です。安全性を優先した判断ですが、町民の中には高齢者が多く、心境は複雑なようです。

 清水町 前田真さん:「小学校に行きつくまでに、道路が水没しないか。検証ができていない。大変になるのでは」

 篠原巨樹キャスター:「川にかかっていた橋につながる道路は寸断されたままになっています。ぺケレベツ川の石山橋上流側では、2017年8月に入って、川幅を広げて、深く掘り下げようという工事が始まっています」

 工事が終わるまでには、あと4年はかかるといいます。町が元の姿を取り戻すまでには、まだまだ長い道のりが続きそうです。

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