認知症は自分や家族の誰がなってもおかしくありません。
認知症とどう向き合い、どう接したら良いのかが分からず、本人は引きこもり、家族もこもりがちになってしまうことが多いと言われています。しかし、認知症の人やその家族の「友達」としてみんなでサポートできる地域づくりができれば、自分が認知症になっても安心して暮らせる!と熱い気持ちを持って活動している教授が札幌にいる!
ひとくちメモ&取材裏話
イギリスでの取り組みがヒント
井出教授は、イギリスで実際に行われた「クライブ・プロジェクト」を参考にこの活動を始めました。
クライブというのは人の名前。クライブさんは、スポーツ好きで体格の良い軍人さんだったのですが、晩年になって認知症を発症し、家に引きこもってしまいました。次第にそのイライラを奥さんにぶつけるようになり、体格に勝る夫の暴力・暴言に奥さんも悩み、悩みながらもどうすることもできず困り果てていました。そんな時、看護師のある女性がクライブさんを水泳に誘いました。元々身体を動かすことが好きだったクライブさんは水泳を楽しむようになってからは、奥さんへの暴力もなくなったといいます。「認知症を理解する」「向き合う」ことは簡単なことではありません。しかし、認知症という状態にあることを理解し、柔軟に対応する気持ちを持った友人(サポーター)が一緒に「その人がその人らしい時間を過ごす」お手伝いができれば、本人にとっても家族にとっても、住み慣れた地域で安心して暮らしていけるのです。現在は札幌を中心に活動していますが、間もなく函館にもクラブが誕生するとか!
Q1.認知症サポーターになるには? →A.2日間の研修を受ける必要があります。
Q2.認知症フレンドシップストアーになるには?→A.約1時間の講習を受ける必要があります。
Q3.認知症フレンドシップクラブの会員になるには?→年会費1800円(一ヶ月150円)を払ってお手続きを。
Q4.サポーターを派遣してもらうには?→A.利用料は1時間500円(3時間単位)で要予約。
認知症フレンドシップクラブに関する諸々のお問い合わせは下記まで!
お問い合わせ
認知症フレンドシップクラブ(北海道医療大学内)
電話 0133-23-1462