北海道高等盲学校の教員で全盲でいらっしゃる吉田重子先生。先生は、ご自宅から勤務先である学校までの約1キロ弱の道のりを毎日歩いて通勤しています。目が不自由な先生が、夏場の道とは違う冬道を歩く上でどのような困難を感じているか、石井ちゃんが同行リポートさせて頂きます!その第一回!
ひとくちメモ&取材裏話
吉田先生の的確な道案内
今回の撮影のための打ち合わせと下見をするため、ご自宅に伺いたいと吉田先生にお電話した時。先生は、実に詳しく家にたどり着くまでの目印やお店、「3階建ての灰色の建物を越して、何軒目…」など、視覚的に分かりやすい説明をして下さいました。お陰で無事、迷うことなくご自宅にたどり着くことができました。先生は今のお家に引っ越して来られた時に、歩行訓練士という視覚に障害がある人の歩行移動をサポートする専門の人に依頼して、数度、「家〜学校」「家〜スーパーマーケット」「家〜バス停」などを一緒に歩いてもらい、そこにどんな建物があるのか、道の形状や周辺の雰囲気、注意が必要なポイントなどを教えてもらってしっかり覚えておくのだそうです。情報の的確さはまるで見えておられるかのようでした。自分が困難を感じている現実を明るく、分かりやすく教えて下さり、また、見える人に対し配慮溢れる情報を提供下さる先生に…心からの感謝を!