モスクワ赴任3年目に入りました。
北海道がどんな状況で、どんな事が流行しているかなど知らないことも多くなり、「浦島太郎」化が進行しているきょうこの頃です。
これまでの1年も実にさまざまなことがありました。学校占拠事件などチェチェン独立派による報復。唯一ロシアで見つかった残留邦人ニーナさんの初めての訪日。民主化に湧くウクライナの大統領選etc…。深い悲しみ、悩み、感動、興奮に包まれた取材の日々でした。
モスクワは、潤沢にある天然資源、特に原油高騰で一般的に市民所得は上昇し、レストランや大型ショッピングセンターなどが次々と建設、オープンしています。しかし、相次ぐテロや犯罪の激増による治安の悪化、官僚の腐敗など、不安定な要素も増えているように感じます。
先日テレビで、アフリカの「砂漠に住むキリン」の生活が紹介されていました。そのキリンたちは、砂漠の中に木々を探しに、時には1日70キロも移動して、ようやく見つけたわずかな緑を美味しそうに食べていました。水はもちろんありませんが、年に1回程度、雨によって川ができ、それがご馳走のように見えました。そんな過酷な環境にいるキリンの表情は実に穏やかで「自分はまだまだ甘いな」と痛感しました。
どんな事案が発生してもアフリカの砂漠キリンのように悠然と構えたいものです。
さて、今年も「秘すれば花」になりそうな話を探していきますので、よろしくお願いします。 |