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8月28日
ロシアの短い夏 公開写真の4割半裸… 大統領が"マッチョ"強調 市民は川辺の人工ビーチへ

 極寒の地のイメージが先行するロシアにも夏は来ます。8月、首都モスクワは、日照時間は札幌より1時間以上長く、最高気温が30℃近い日も。国全体がバカンスシーズンとなり、2週間以上の長期休暇をとる人も珍しくありません。

大統領府が公開した夏休み中のプーチン大統領。写真の4割が上半身裸
「大統領府が公開した夏休み中のプーチン大統領。写真の4割が上半身裸」

 プーチン大統領も3日間だけでしたが、夏休みを満喫。シベリア南部で釣りやキャンプを楽しむ様子を大統領府のホームページで公開しました。水中銃で魚を射止めたり、わしづかみにしたり…。ワイルドさを強調しています。プーチン大統領は64歳。体力も十分で、強い指導者だとアピールする狙いがあるとみられます。鍛え上げた肉体を見せるためか、とにかく上半身裸の場面が多い。気になったので、公開された動画や写真に占める上半身裸の割合を確認しました。動画はプーチン大統領が映っている約27分の映像のうち、7分ほど。25%を占めます。写真はさらに比率が高く、35枚のうち40%が上半身裸でした。それを国営メディアが、朝から晩まで繰り返し報じるのです。


モスクワ郊外にある人工の砂浜
「モスクワ郊外にある人工の砂浜」

 モスクワ市民の場合、大統領のように避暑地へ行く人もいれば、近場で過ごす人もいます。都心部から車で1時間ほど離れたモスクワ川上流には人工の砂浜があります。モスクワ川は都心部では工業排水も流れ込み、水質汚染がひどく遊泳は禁止ですが上流では許されて、こうしたスポットが少なくとも20か所以上あります。皆、水着姿で、一見して海辺のリゾートに見えます。わたしも泳いでみましたが、水温もほどよく、気持ちいい。北海道での海水浴との違いは、口に入った水が塩っぱくないことぐらい。川底が見えるほど水が澄んでいるわけでなく、わたしは水質のことが頭からはなれませんでしたが、ロシア人がはしゃぐのも分かります。


 ただ、道行く市民の多くは長袖姿。秋はすぐそこまで来ていて、10月初旬には初雪、そして長い冬が訪れます。


喜多 真哉(きた しんや)
バレエ、ウォッカ、マトリョーシカ、極寒、無愛想、プーチン大統領、北方領土問題…。紋切り型のロシア・イメージがあふれる中、2017年2月からロシアの首都・モスクワで暮らすどさんこ特派員が、その素顔をつづります。

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