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「週2回10人で買い物…突然来なくなった」 不法滞在の中国人逮捕前1週間欠勤 給料未払いか 北海道

2018年12月4日19:00
 北海道木古内町で不法滞在していた中国人の男女11人が逮捕された事件で、大半が逮捕前、給料の未払いトラブルで1週間欠勤していたことが分かりました。町では行方不明者の情報提供を求めています。

 この事件は11月、道南の木古内町で滞在期間を過ぎているなどとして、王春月容疑者ら中国人11人が入管難民法違反の現行犯で逮捕されたものです。

 11人は「働く目的で来た」という趣旨の話をしていて、2018年6月から10月にかけて短期滞在資格で入国し、隣の知内町の工事現場で働いていましたが、大半が逮捕の約2週間前、給料が支払われないとして1週間欠勤していました。

 11人は労働環境や条件などに不満があったとみられていて、同僚の46人の中国人も行方不明になっています。

 木古内町では急きょ住民にチラシを配り、不審な外国人の情報提供を求めています。

 木古内町民:「木古内にまさかあんなに中国人がいるとは…」「中国の人がいるのはわからなかった」

 一方、中国人が集団生活をしていた周辺のスーパーでは、その姿が度々目撃されていたといいます。

 (接客した店員):「1週間に2回、10人くらいできて、野菜や肉をカート4台分、約3万円分買い占めていた。先週ぐらいからぱたっと見なくなった」

 国会で行われた受け入れを拡大する法案の審議では、野党側が、失踪した技能実習生の7割近くが最低賃金割れだったデータをもとに追及しました。

 立憲民主党 有田芳生議員:「この紙の後ろには、本当につらい実態が込められているんです」

 山下法務相:「確かに苦悩が込められているのを非常に重く受け止めている」

 山下法務大臣は外国人の労働環境の適正化に努める姿勢を強調しました。

 外国人の受け入れ拡大が議論される中、46人の中国人の行方はいまだ不明のままです。

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