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「業務は簡単ではない」新人看護師裁判で遺族側が新証拠 国に理解求める 釧路地裁

2019年3月26日23:50
 北海道釧路市の病院に勤めていた新人看護師が自殺したのはパワーハラスメントが原因だとして遺族が国に労災認定を求めた裁判。4回目の裁判で、当時の過重な環境を裏付ける証拠を提出し、改めて国に事実認定を求めました。

 訴状によりますと釧路赤十字病院の新人看護師・村山譲さん(当時36)は、6年前上司から「お前は手術室のお荷物だと言われた」などの遺書を残して自殺しました。遺族は譲さんの自殺の原因はパワハラがあったからだとして2018年4月、労災を認めなかった労働基準監督署の処分取り消しを国に求め提訴しました。

 3月26日、釧路地裁で開かれた第4回口頭弁論で遺族側は、新証拠として譲さんが使っていたノートと手帳を提出しました。

 弁護団によりますと、これまでの裁判で国側は、譲さんの業務が簡単で、医療ミスも深刻なものではなかったなどと主張していますが、ノートや手帳には当時の業務の量や、上司から叱責され追い詰められていく様子が記載されているということです。

 弁護団は新証拠の提出で、正確な状況の把握と、心理的負荷の大きさの認定を求めていきたいとしています。

 また弁護団は、これまで寄せられた1万3577人分の署名も釧路地裁に提出し、母親の百合子さんは、「全国から署名が集まっている。さらに力を貸してほしい」と訴えました。

 次回弁論は6月11日に開かれます。

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