発見!タカトシランド

「従業員にうその報告させた会社の罪重い」JR北海道脱線事故データ改ざん問題 裁判の争点

2019年2月6日20:20
 JR北海道のデータ改ざん問題。今回の事件と裁判ポイントをまとめました。

 一連のレールデータ改ざん事件では、既に現場の補選担当の社員ら13人が改ざんを認め、2016年に罰金刑を受けています。

 今回の裁判は、当時事故の対応にあたった本社の公務部の副部長や、担当課長ら幹部3人が、改ざんを認識していたかどうかが争点でした。

 検察側は事故後レールデータの重要性を知る3人が、現場による改ざんを認識していたとして、改ざんは会社ぐるみだったと主張しました。

 一方の弁護側。3人は数値変化を単なるデータ訂正に過ぎない、との認識で、共謀や黙認の事実もなく、無罪であると主張。双方で主張が分かれていました。

 6日の判決で札幌簡裁は、3人が数値の訂正だと理解したことに、合理的な説明は可能だとし、改ざんを認識していたとまでは言えないとして、3人に無罪を言い渡しました。

 初公判から2年あまり。当時鉄道事業者としての"安全軽視体質"が明るみとなった事件の裁判がようやく決着しました。

 本社幹部の直接の関与は無かったとされましたが、現場の多くの従業員にうその報告をさせた会社の罪は重いとして、JR北海道に対しては、罰金100万円の有罪判決が言い渡されました。

直近のニュース

  • ビデオPost
  • みんなのテレビ
  • 特派員ロシア見聞録
  • がんを防ごう
  • FNN.jpプライムオンライン