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来日から2か月半 円山動物園のアジアゾウ 公開へ向け足や鼻を棚越しに出す訓練中 成果は? 札幌市

2019年2月9日08:00
 公開が待たれる円山動物園のゾウ。12月上旬から2か月半、4頭は柵の向こうから、鼻や足を出す訓練に挑戦しています。ゾウの健康と安全を守る為の練習ですが、果たしてその成果は?

 2018年11月30日に円山動物園にやってきた、4頭のアジアゾウ。新しいゾウ舎にも慣れて、7日も親子でプールに入るなど、元気な様子を報道陣にみせました。

 北海道にやってきてから2か月半。そんな4頭が挑んでいるのが、この訓練。

 飼育員の指示棒に従い、足や鼻を柵越しに差し出す訓練です。

 円山動物園の新しい「ゾウ舎」では、ゾウと飼育員が、一緒に柵に入る事はありません。

 この飼育法は、「準間接飼育法」と言われ、餌やりや採血などの健康診断は、すべて柵越しに行われます。

 欧米では主流の飼育法で、アメリカの専門家からこの方法を学んでいました。

 ゾウ飼育の専門家 アラン・ルークロフトさん:「準間接飼育法というのはヒトが柵で守られてる。ゾウとヒトの間に思いやりのある関係性が築けるのです」

 トレーニングから2か月半。15歳のこのメスは始めたころには、足を木の台に載せるだけでしたが…、今では後ろ向きに、足の裏まで見せてくれるようになりました。

 円山動物園飼育員 鎌田祐奈さん:「足を上げているだけなんですけども、足を洗ったり、爪切りに必要な動きなので、最終的に動きを変えて、爪切りなどにつなげたい」

 でもゾウにも個性があるようで、27年間をミャンマーで過ごしたこのゾウは…。

 林幹夫ディレクター:「27歳のメスなんですが、先週一段目を覚えたという事です。 二段目初挑戦ですが…、上げました。今日(7日)初めてできたということです」

 円山動物園飼育員 鎌田祐奈さん:「ウシ同様、尻に手を入れて行う人工授精につなげられる。よりゾウに近づいて、繁殖にもっていきたい」

 ゾウにも人にも優しい飼育法を実現するため、ゾウと飼育員の挑戦はつづきます。

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