北海道ニュース UHB | UHB 北海道文化放送

<平成から令和へ>天皇陛下 北海道訪問時にご宿泊 名門ホテルで"心の交流" 札幌市

2019年4月25日20:00
 みんテレでお伝えしている「平成から令和へ~北海道の軌跡」。今回は、天皇陛下と北海道のかかわりについてです。

 平成元年(1989年)、稚内市を訪問されたのが最初。平成15年(2003年)、有珠山噴火の被災地や、昨年の北海道胆振東部地震で被害を受けた被災地の訪問もされました。北海道への訪問は計10回となります。

 北海道訪問の際、両陛下が何度も宿泊されたのが、札幌市にある名門「札幌パークホテル」です。宿泊の際にも、心の交流を続けてこられました。

 2018年で創業55周年を迎えた、札幌市中央区の札幌パークホテルです。

 首藤幸子さん:「こちらのソファで、陛下・皇后陛下お二人におくつろぎいただいた」

 ホテルに30年以上勤めるベテランの首藤幸子さんです。天皇皇后両陛下を、こちらの部屋でおもてなししてきました。

 首藤幸子さん:「お二人で過ごす時間は短いけれど、とても大事にされていらっしゃいますので、ごゆっくり滞在していただけるようにしています」

 天皇陛下は皇太子時代を含めると、パークホテルには6回滞在されています。歴史的な日もありました。

 (2006年放送):「"おめでとうございます"の歓声が上がっております」

 「男のお子さま? おめでとうございます」「おめでとうって」

 2006年9月6日、皇室では41年ぶりの男子として悠仁親王がお生まれになったこの日も、両陛下はパークホテルに滞在されていました。

 間近でおもてなしをする従業員は、いつも両陛下のやさしさに触れてきました。

 首藤さん:「『ありがとう』という言葉をいつもかけてくださいます。両陛下には格別の緊張感が。陛下も『ありがとう』って言ってくださるんだなって、ありがたい気持ちです」

 必ず周囲に感謝のお言葉を伝えられる陛下。皇后さまも各地を視察の際に贈られた花束を必ず持ち帰り、部屋に飾られました。

 退位された後も、いつか北海道を訪れてくれたら、と願っています。

 首藤さん:「とても北海道を気に入っていただいていると思っておりますので、ぜひまたいらしてほしい」

 総支配人も務めた、吉田寿昭さんです。陛下は早朝に、中島公園を皇后陛下と散策されたこともあるといいます。

 吉田寿昭さん:「(お二人の散策は)非常にほほえましい雰囲気というか。札幌の植物とか食事とかに話題が集中しているなと」

 札幌パークホテルも建て替えが予定されています。

 おもてなしの心は新しい時代にも引き継がれます。

 吉田さん:「(令和の時代も)ぜひとも末永くご愛用いただけるホテルでありたい。(おもてなしをする後輩にもそうした機会を経験させてあげたい」

直近のニュース