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"結婚の自由すべての人に" 同性婚求める裁判始まる 原告女性「価値観変わっていくと信じてる」

2019年4月15日19:45
 同性婚を認めないのは憲法違反だとして全国の同性カップルが国を訴えた裁判。

 札幌市でも3組の同性カップルが裁判に臨み15日、初めての口頭弁論が行われました。

 田中うた乃記者:「原告カップルが大勢の支援者と札幌地裁に向かいます」

 この裁判は、同性同士の結婚が認められないのは憲法が保障する結婚の自由を侵害するなどとして、全国13の同性カップルが賠償を求めているもので道内からも3組のカップルが提訴に加わりました。

 憲法24条では「婚姻は両性の合意のみに基いて成立する」とし、民法でも「夫婦」とは「男である夫」と「女である妻」とされるなど、日本では同性同士の結婚は認められていません。

 札幌地裁での初弁論で原告の同性カップルは次のように訴えました。

 原告男性:「同性カップルも婚姻できるようになれば、異性カップルと同じように社会の一員として多くの人から認められるようになり、差別や偏見も減っていくのではないかと思います」

 原告女性:「法律や制度などのハード面が変わることで、日本に生きる人々の意識や価値観が変わっていくと私は信じています」

 これに対し国は争う姿勢を示し、請求の棄却を求めました。

 原告女性:「(国の棄却を聞いて)これから棄却を求めることをなんとか覆して、いい方向にしていかなければならない」

 LGBT・性的少数者を巡っては、心と体の性が一致しないことを公表し、戸籍を男性から女性に変えた渕上綾子さんが4月7日の道議選で初当選を果たしました。

 渕上綾子さん:「現在パートナーシップ宣誓制度が札幌に導入されているんですけど、もっと実用的なものにして全道に広げていきましょうと考えています。世論が動いていって関心が高まっていけば、(同性婚訴訟の)判決にも影響が出てくるのではないかと。そこを狙っていきたいと思います」

 渕上さんは道議として北海道をLGBTの先進地域にしたいと意気込みます。

 渕上綾子さん:「北海道全体として認めるということになれば、北海道に行こうかなっていう選択肢も出てくる。世界中のLGBTの方に北海道にファンになっていただければ」

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