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相次ぐ集団感染 バーベキューシーズン到来の今、食中毒に注意! 対策は? 北海道

2019年5月11日10:00
 「みんテレ」の八木隆太郎キャスターが北海道の旬の話題を分かりやすく掘り下げる「ほぼ日刊八木タイムス」。

 今回のテーマは、「道内各地で集団感染 BBQの季節 食中毒に注意!」。暖かくなって屋外でBBQを楽しむ機会が増えると思います。食中毒を予防して、楽しく行いたいものですね。バーベキュー・アウトドアシーズンの今、皆さんに気を付けていただきたい、食中毒対策をお伝えします。

 GW中、4月から5月にかけて意外なニュースが飛び込んできました。網走市のレストランで、112人がノロウイルスに集団感染しました。

 そのほか函館市の中学校や、倶知安保健所管内の保育所や、名寄保健所管内の高齢者福祉施設など、様々な場所でノロウイルスの感染が確認されています。

 厚生労働省によると11月くらいから増え、12月から1月にかけてがピークということなんですが、冬のイメージがあるんですが、1年を通して発生しています。お子さんや高齢者は命を落とす可能性があります。ノロウイルスによるとみられる食中毒は、データで見ても先月から今月にかけて道内でも、15件432人に上っているんです。

 これからのBBQを楽しむ方が多いと思います。

 BBQで調理する様々な食材に、食中毒の危険が潜んでいます。"お腹を壊す"くらいと、侮ってはいけません。

 【主な食中毒】

 ●腸管出血性大腸菌

 よく聞くO-157、最悪脳症など合併症の可能性も。命を落とす危険性があります。焼き肉チェーン店でもO-157の事故が過去にありました。北海道でも命を奪われました。

 ●E型肝炎のウイルス

 北海道の患者数は全国トップクラス。妊婦は特に注意が必要です。重症化もあります。豚レバー、ジビエ、鹿肉、イノシシ肉もB型肝炎になりやすいので、気を付けてください。

 ●カンピロバクター

 意外なのが鶏です。「鳥刺し」などのイメージもありますが、カンピロバクターという菌は…鶏の50~80%が持っているといわれています(データは東京都福祉保健局)。脚の早い食材でもあるので、しっかりと火を通すようにしてください。

 ●ノロウイルス・アニサキス

 海産物好きな方も多いと思いますが、ノロウイルス・アニサキスの場合は、魚が新鮮でも安心できません。 アニサキスは幼虫が内臓から身に移動して、鯖とかさんま、サケ、イカと、北海道民の大好きな魚に特に多い。幼虫を取らないとなりません。

 【食中毒を防ぐためには?】

 1.焼く前は低温保存をしてください。焼く直前まで、クーラーボックスなど、保冷剤をしっかり入れてください。3、40℃ぐらいで肉が温まって来ると、どんどん菌が増殖しやすいんですね。なるべく直前まで冷やしてください。

 2.中までしっかり焼く事が大事。特に子どもが大好きなハンバーグや成型肉。こういったものというのは中までしっかり火を通さないと、加工時に、菌が付着している可能性があります。

 3.トングと箸、使い分けてください。 面倒でも…生用は専用で! よく焼き手の人がお皿に分けることがありますが生肉をつかんでいたら、別のものを使うようにしてください。

 【ついついやってしまいがちな行為にも注意!】

 冷凍食材を解凍するために、常温で出す場合があると思いますが、出来れば冷蔵庫で解凍した方がいいんです。

 解凍が進むと、菌が一気に増殖します。どんどん気温が上がると菌が増殖しますし、肉を切った加工時に菌が付着して、冷凍したものでも菌が全部死んでいるわけではないんですね。その菌が目覚めるのでご注意を。

 そして食材。冷やせば良いと思っている方がいると思いますが過信は禁物。詰めすぎNGです! ちゃんと保冷剤があって、隙間があることによってクーラーが効くので、冷たい温度で8割位まで入れるのが目安です。

 焼けたものを網の脇に置くということがあると思います。親切なつもりでやっている方が多いと思いますが、気を付けなくてはならないのが、そのあとに真ん中に肉を追加した際に、菌が付着します。 端に置くと、どんどん気温が下がってきます。そこに菌が付き、増殖してしまいます。

 これからの時期、皆さんくれぐれもご注意ください。

 (5月9日放送『みんテレ』内「ほぼ日刊八木タイムス」より)

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