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丸山穂高議員「撤回申し上げたい」辞職勧告も…離党届提出 北方領土元島民はあきれ顔

2019年5月14日16:36
 返還運動に水を差す暴言。元島民も怒りを通り越して困惑しているようです。

 北方領土の返還には「戦争しないとどうしようもない」などと発言し、批判されていた日本維新の会の丸山穂高衆院議員が14日、離党届を提出しました。

 議員としてよりも大人として資質が問われる発言にも関わらず離党。元島民はあきれ顔です。

 声・丸山穂高衆院議員:「(大塚)団長は戦争でこの島を取り返すことに賛成ですか?反対ですか?」

 大塚小彌太団長:「戦争するべきじゃない!」

 声・丸山穂高衆院議員:「戦争しないとどうしようもなくないですか?」

 千島連盟根室支部 宮谷内亮一支部長:「ここまで忍従な思いで交渉を進めてきて、少しでも領土返還の環境整備をと、一途に運動を進めてきただけに残念だ」

 元島民 角鹿泰司さん:「(国会議員が戦争という言葉を)使うこと自体、間違っている渡航する人を選別する時も考えてほしい」

 怒りを通り越して、あきれる元島民たち。

 日本維新の会の丸山穂高衆院議員は11日、ビザなし訪問で国後島を訪問した際、訪問団の団長に「北方領土は戦争で取り返すしかない」などと発言しました。

 当時、丸山議員はかなり酒に酔っていたということで、翌日、船内で訪問団員から強く抗議されていました。

 訪問団員:「(ビザなし訪問の)この期間中の飲酒は一切、当然しないと思いますけど、しないことにしてください」

 丸山穂高衆院議員:「今回の私の極めて不適切な発言について撤回を申し上げたい。本当に申し訳ございませんでした」

 丸山議員は13日、東京都内で会見し、謝罪しました。

 日本維新の会は丸山議員に辞職を勧告したということですが、応じる様子はないということです。

 日本維新の会 松井一郎代表:「国会議員として一線を越えた。島民に申し訳ない。党代表として謝罪する。北方領土問題には悪い影響。ロシアの皆さんにも申し訳なかった」

 そのロシアで開かれた日露知事会議。就任後初めての海外出張で鈴木直道知事が出席していました。

 定例会見で、「ロシア側との信頼関係を築き、北方領土問題を発展させたい」とした鈴木直道知事でしたが、ロシア側の反応はやはり…。

 ロシア上院 コサチョフ国際問題委員長:「日露関係の流れの中で想像し得る最悪のこと。挑発的な発言だ」

 見識を問われる暴言は日露双方に大きな影を落としています。領土交渉への影響が心配されます。

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