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虐待心配する通報は"あった" 去年9月から2回 札幌2歳女児衰弱死 児童相談所が会見

2019年6月6日18:39
 今回、池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が亡くなった事案について、札幌市児童相談所は6日会見を開き、2018年9月から「虐待ではないか」という通報が寄せられていたことを明らかにしました。

 札幌市児童相談所は6日午後5時30分から市役所で会見を開き、5日通報を受けた際の具体的な状況を説明しました。

 それによると、5日午前5時ごろ、池田莉菜容疑者(21)から「風呂から上がると、子どもがうつぶせで倒れていて意識がない」と消防に通報がありました。

 詩梨ちゃんの体には不審なあざや傷があったといいます。

 担当者:「不審なあざ・傷があるということで、救急隊から110番通報があって警察が臨場しています」

 また、児童相談所によるとこれまでに2度、虐待の情報が寄せられました。

 1回目は2018年9月、「託児所に預けっぱなしで育児放棄が疑われる」との内容で通告がありました。

 児童相談所は家庭訪問し、あざや傷がなく、池田容疑者が母親とも定期的に交流があるため、虐待の事実は無いと判断。

 2度目は2019年4月、「昼夜を問わず子どもの泣き叫ぶ声が聞こえ、心配だ」との通告を受け、児童相談所は家庭訪問しましたが不在のため会えず、電話での連絡にも応答がありませんでした。

 また5月には札幌南署の警察官が訪問し、親子と面会し、詩梨ちゃんの身体の状況を確認しましたが、虐待が心配される状態ではなかったと判断しました。

 ただ、池田容疑者が詩梨ちゃんに障害があるのではないかと心配しているという情報があったため、その後、数回電話をしたものの、つながらなかったということです。

 担当者:「結果的に母子面会できていない。対応を努力していきたい」

 児童相談所は今後、検証委員会を立ち上げ、死亡に至る経緯を検証するとともに再発防止に向けた検討を行うとしています。

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