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なぜ救えなかった? "臨検"巡り警察と児相が対立 「同行拒否された」「なぜ同行拒むのか」

2019年6月10日19:59
 悲しい事件を防げたかもしれない2つの機関の主張は、真っ向から対立しています。

 札幌市中央区で2歳の女の子を虐待したとして、母親と交際相手の男が逮捕された事件。強制力のある立ち入りが出来たのか? 警察と児相が対立しています。

 札幌市児童相談所 高橋誠所長:「私どもは同行訪問したいと伝えていますが、14日の時に行きたいと(警察に)お伝えしています。臨検捜索をめがけて動きませんかという趣旨では受け取っていない」

 正面を見据えて、こう断言するのは札幌市児童相談所の高橋所長。警察の主張と真っ向から対立するものでした。

 この事件は6月5日、札幌市中央区で2歳の池田詩梨ちゃんが衰弱死し、母親の池田莉菜容疑者(21)と交際相手の藤原一弥容疑者(24)が傷害の疑いで逮捕されたものです。

 警察は5月13日、池田容疑者と面会の約束をしていましたが、「協力できない」などと拒否されたため、児童相談所に「虐待の疑いがある」として、強制的に立ち入り調査できるいわゆる「臨検」をうながしましたが、児相は応じませんでした。しかし…。

 札幌市児童相談所 高橋誠所長:「結果的に、児相が同行するのは控えてくれと警察に言われた」

 児相側は記者会見できっぱりと否定。「児相は動こうとしたが、警察に断られた」と強調しました。

 これに対し警察は「母親に面会を拒否されたことから、悪質性が高いと判断し、臨検の実施に向けた動きを取ることを提案した」と伝えたと話します。

 さらに、警察のみで面会するとの趣旨の話もしていないといいます。「虐待は専門家と協力すべき事案。なぜ同行を拒むのか」と話しています。

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