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正しいのは"内回り" でも複数の車 外回り…札幌市に潜む「迷いの交差点」 右折の方法を検証

2019年6月22日08:00
 UHBの報道・情報番組「みんテレ」で車を運転中に思わず判断に迷ってしまう交差点に注目してお伝えするシリーズ「迷いの交差点」。

 5月31日の放送後、視聴者の皆さんからたくさんの体験談が寄せられました。

 札幌市の赤松さんからいただいたメールです。「家の近所には迷いの交差点が数か所あります。いつもどこを走るか迷うので取り上げてください」という内容でした。その「迷いの交差点」を検証です。

 新崎真倫記者(5月31日放送「みんテレ」より):「膨らんで直進しようとしたところ、クラクションを鳴らされてしまったよう」

 5月に放送した「みんテレ」で注目したのは、札幌市中央区南1条西14丁目で、電車通りに入る際に2車線が1車線に狭まる「迷いの交差点」でした。今回は…。

 「こんにちは」

 番組に情報を寄せてくれた、赤松純子(すみこ)さんです。白石区に約30年住んでいます。

 赤松純子さん:「この交差点はどうやって渡るのが正解なのか、わからないなとずっと思っていたものがあったので」

 赤松さんが指摘する交差点は、北郷4条5丁目の厚別通りにあります。

 赤松さん:「ここは幅が結構あってここを右折する時に、こうすれ違うのかこうすれ違うのかわからない」

 赤松さんによりますと、現場は片側3車線の厚別通りに交わる南北の市道。

 この道路を厚別通りに右折する際、内回りか外回りかドライバーによってバラバラのため迷ってしまうというのです。

 赤松さん:「そっちからくる車は高速道路を下りてスピード出してる車も多いので、怖い思いは結構あります」

 現場には右折車に向けての案内標識などはありません。そこで、実態を調べてみることに…。

 松本麻郁記者:「右折車両がやってきました。相手の様子を伺いながらも、運転席と運転席が交わるように右折していきました」「白い右折車両が直進車両をいかせたあと右折していきました。あ、手前の車停まってますね。青い車、右折のルートを失ったのでしょうか。完全に迷っています」

 戸惑いながらも多くの車が直進したあと、外回りで右折していることがわかりました。

 では何が正解なのか?

 運転の教習本を手掛けるなど道路交通法に詳しい月居吉彦さんに、現場を見てもらいました。

 道交法に詳しい シグナル 月居吉彦社長:「ちょうど交差点の中心がそこあたりなんだよね。内小回りだから、これの内側に入らなきゃ。中心の外をまわっちゃいけないんですよね」

 月居さんのいう内小回りとは、道交法に書かれている右折の大原則。交差点で右折するときは、交差点の中心の内側を徐行しなければならないというものです。

 シグナル 月居吉彦社長:「これはこの交差点が間延びして広くなっているから。この間がありすぎるから」

 右折する厚別通りの道路幅が広く、交差点が大きいことも迷う要素の一つ。さらに道路の幅も混乱を生む要素だと月居さんは指摘します。

 シグナル 月居吉彦社長:「あのままの道路幅でくればやりたくても運転席同士ですれ違うことはできないと思うけど。(Q.道路幅っていうのは?)この幅ですね。ここ、真ん中の向こうからここ」

 片側1車線の道幅が6メートルほどなのに対して、この交差点内の幅は倍以上の12.5メートルに広がることで、どう右折をしたらよいのかわからなくなるというのです。

 月居さんによりますと、同じような構造の交差点は他にもあるといいます。札幌市東区北17条東1丁目、石狩街道と市道が交わる交差点。石狩街道に右折で入ろうとすると…。

 シグナル 月居吉彦社長:「今のはどっちかといったら右折大回りですよね。やっぱり向こうギリギリまで言って右折している」

 ここも内回りが正解だといいます。迷わないために必要なことは。

 シグナル 月居吉彦社長:「北海道の交差点というのは概して本州に比べると広いんですよね。そういうこと(右折)を正していくためにも道路標示をわかりやすく入れるということが大事じゃないかと思う」

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