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「議会の秩序を乱した」松浦札幌市議を除名処分 一方で"重すぎる"との声も… 北海道

2019年6月21日19:30
 ついに除名となりました。
 札幌市議会は、5月、強引な議事進行で9時間、議場に居座った松浦忠市議(79)に対し、市議の身分をはく奪する除名処分を下しました。

 松浦議員は直ちに失職しました。

 「松浦忠議員に除名の懲罰を科します…」

 札幌市議会の本会議。松浦忠市議の除名が決まりました。

 松浦市議は先月、臨時議長になった際、慣例とは異なる立候補制で議長を選ぶべきだと主張。
 異議を聞き入れず、議長席に9時間居座りました。

 「その権限はない、いい加減にしなさい!」

 松浦議員は、その後、謝罪しましたが、21日の本会議では、懲罰委員会が、「議会の秩序を乱した」などとして除名処分を妥当としたことに67人中56人が賛成しました。

 松浦忠氏「重すぎると思います(今後のことは)まだ、考えていません」

 傍聴した市民は…

 市民:「処分は重いと思います。でも、ああいうことをしたらしかたがないんじゃないか」「(Q.処分はどう思う?)だめだ。有権者の投票で(処分は)決めるべきだ」

 松浦氏は、処分に納得がいかなければ知事への不服申し立てを経て、訴訟を起こすことができます。


(以下、八木隆太郎キャスターが松浦氏について解説)

 除名は議員に対しての処分で最も重く、全国的にも前例は少ないということです。

 過去に札幌市議会では1949年、議場での発言が原因で1人除名になっていますが、のちに訴訟で取り消しとなりました。

 松浦氏はこれまでも1986年、議場で大声を発して注意処分に、2005年には札幌市の副市長を突き飛ばしてけがを負わせ、辞職勧告決議を受けたりしています。

 重い処分となった背景には、今回のことだけでなく、これまでの積み重ねが影響したとみられています。

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