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住民の不安続く…札幌市南区の住宅 相次ぐクマ出没 電気棚設置に「ほっとしています」

2019年8月9日21:04
 外出もままならない住民の方々の不安が日に日に高まっています。札幌市南区の住宅でクマの出没が相次いでいる問題。9日朝も目撃情報がありました。住宅街に現れたのは4日連続となります。

 南区簾舞と藤野地区を中心に目撃情報が相次いでいます。 6日には9時間にわたり居続けました。 その場所から約1キロ程直線で離れた場所で9日朝、目撃情報がありました。

 クマが出没した札幌市南区藤野5条7丁目の住宅から、松本麻郁記者がお伝えします(9日午後6時14分ごろ)。

 クマが出没したのは閑静な住宅が立ち並ぶこちらの地域です。

 この時間帯、普段ですと仕事帰りの人などが歩いている時間帯ですが、9日は歩いている人の姿などは見受けられません。皆さんクマを警戒して、車で移動している模様です。

 そして、いま私がお邪魔しているこちらの住宅の庭に9日午前6時頃、クマが現れ、庭で育てていたリンゴの木が食い荒らされる被害がありました。

 こちらの庭にはスイカやキュウリなどがたくさん育てられているんですが、中でもこちらのリンゴが食い荒らされました。その数なんと20個。

 木の下には食い荒らされたリンゴが、今も残されたままになっています。

 そして、つい先ほどこちらの庭には電気柵が100mにわたってつけられました。この後業者が電気を流して、作業完了となります。

 こちらの電気柵は札幌市が無料で貸出しているものです。

 電気柵をつけた家主の照井勝美さんです。

 照井勝美さん「(Q.電気柵設置されますがよかったですね)少しほっとしています。(寝れないですよね)そうですね。(Q.けさ、クマがきた時はどうしていたのか?)起きてまもなくで、雨も降ってて窓も締め切ってて全く気がつきませんでしたね。(Q.こうした被害は過去にもあった?)初めてです(Q.35年くらいここに住んでいるんですよね、電気柵が付いたといえど、気を付けたいですよね)そうですね」

 こうした不安というのは被害にあった照井さんだけではありません。きょう1日のドキュメントです。

 目撃者:「下から上がってきたら(クマが)ここを歩いていた。鳥肌がたった」

 4日連続でクマが目撃された札幌市南区の住宅街。今朝も住宅街で再びクマが目撃されました。

 付近の住民:(Q.ラジオ体操は?)(建物の)中でやりますって言ってて怖いですね、本当に。どうしようもない」

 クマが現れたのは、また住宅の庭でした。

 リンゴが食べられた人:「気を付けてはいたがまさか来るとは。もう少し(リンゴが)おいしくなったらまた、来るかもしれない」

 クマが出没した地域の住民の中には電気柵を取り付ける人もいました。

 電気柵を設置した人:「これで安心できるので良かった。クマが出た年は、こっちもすぐ準備ができないので(市での無料貸し出しは)ありがたい」

 警察は9日午後、クマに遭遇した場合の対応を書いたチラシを配り、改めて注意を呼びかけました。

 住民:「もう、クマ、クマ、クマですね。まだ、いるんですか。畑でなく、うちにいる方がいいかな」「なんで麻酔銃使えないの? なんとか捕獲できないのか」

 人を恐れない、危険なクマ…。札幌市は10日以降、付近に檻を設置し、捕獲することを決めました。

 松本麻郁記者:「札幌市ではこの後箱わなを設置し、駆除を始めます。出没のクマについて、札幌市と警察では、危険なクマと判断しました」

 「(Q.住民の不安は高まってる)こちらの地域では10日、お祭りが夕方から予定されているということなんですが、 住民の中には焼きそばやフランクフルトを焼いたらにおいに誘発されるのではと不安の声が高まっているようで、実行委員会に向けて、検討をしてほしいという要請を送ったそうです。実行委員会もどうするか、現在検討中だということです。(Q.10日、箱わなを設置して対策に乗り出すということですね)場所が決まり次第、スムーズに箱わなを設置するということです」

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