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7日連続でクマ出没…銃の捕獲も選択肢に 祭り中止、墓参りも怖い…影響広がる 札幌市

2019年8月12日19:08
 相次ぐクマの出没に揺れる札幌市南区藤野の住宅街。12日で7日連続での出没となり、緊張が続いています。昼夜を問わず現れるクマに住民の生活に影響が出ています。

 「あ~」

 午前7時すぎ、札幌市南区藤野の住宅街に、クマが姿を現しました。

 撮影した住民:「1時間くらいいたと思う。まさかですよね。ニュースのものが現実に家の前の通学路を通るとは」

 12日朝は目撃情報が相次ぎました。

 住民:「朝、電話来て家の裏にいるよといわれ、どこ? と言ったら、すぐ裏にいるって」

 さらにこれは別の住民が午前8時ごろに撮影したクマの映像。住人は恐怖で、手の震えが止まらなかったと言います。

 連日のクマ出没で住民の生活に影響が出てきています。

 「情けないというかやりきれない気持ち」

 クマの出没が相次いだ高見台町内会では、10日に予定されていた地域の夏祭りの延期を余儀なくされました。

 高見台町内会 遠藤俊一会長:「パトロールしてもらえないかと言ったら、パトロールはするが安全は保障できないと。大都会の中で、クマのせいで住民の楽しみが実施できないなんて、あっていいのかと思う」

 一方、隣の藤ヶ丘南町内会では出没が確認されていなかったため、警戒体制の中で夏祭りを開催しました。

 藤ヶ丘南町内会 星野数夫会長:「天気以外で開催を悩んだのは初めて。集団で帰ることを心がけるよう話した」

 参加した子ども:「襲い掛かってきたら怖そう」

 ただ、祭り終了から約1時間後にクマが周辺に出没。予断を許さない状況です。

 自宅の家庭菜園を荒らされた住民も、対応に追われました。

 畑を荒らされた住民:「けさ方までクマがいたから、食い荒らされた畑のトウキビ(トウモロコシ)を全部処理して、その処理で半日かかった」「はやく行政が動いてくれて、クマが遠のくか山に早く帰ってほしい」

 札幌市は12日朝、初めて猟友会に出動を要請、発砲はしないものの住宅街が緊張感に包まれました。さらに…。

 本田資記者:「クマが闊歩していました。お盆ですがここの墓地は閑散としています」

 13日の盆の入りを前に、墓地には墓参りに来る人の姿も見られましたが、心中穏やかにとはいかないようです。

 墓参りに来た人:「(供物は)すぐ持ち帰ろうかと思う。花を残してあと全部持ち帰る」「嫌だよね、かなりおっかない(怖い)。墓参りするのも大変だ」

 札幌市は箱わな2台を設置し、銃を使った捕獲も選択肢に加え、警察と連携していくことになりました。緊張はまだ続きます。

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