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"小さなことも抱え込まないで" 子どものSOS相談窓口 SNS活用で200件超 北海道

2019年8月19日16:40
 札幌の小学校は20日から新学期。夏休み明けの子どもが相談しやすいようにとSNSを使った相談に応じる動きが広がっています。

 この時期、学校生活の不安を抱える子どもが自殺する痛ましい出来事があとを絶ちません。

 過去10年間の子ども(6歳から18歳)の自殺者数は、北海道・東北地区で夏休みが終わる8月下旬に96人と突出して多くなっています。

 相談を受ける機関では、小さなことでも抱え込まずに相談してほしいと呼びかけています。

 札幌市中央区の子どもアシストセンターです。

 夏休み中の子どもたちから電話やメールでの相談が寄せられていますが、より相談しやすいようにと7月22日からは無料通信アプリ・LINEを使った相談にも応じています。

 いじめや恋愛の相談など、すでに200件を超えています。

 札幌市子どもアシストセンター 杉浦郁子さん:「中学生や高校生などを中心にSNSを用いたコミュニケーションが盛んになってきているので、子どもさんたちが相談しやすいということがあったと思います」

 例年、夏休み明けは登校を苦にする相談が増えます。センターでは気軽に利用してほしいとよびかけます。

 札幌市子どもアシストセンター 杉浦郁子さん:「また朝起きて、学校にいって勉強して、塾にいってと普通の生活が戻ってきます。その時に何か気持ちがふさいだりという子どもが多いように感じます。どんな小さな相談でもいいから聞いてほしいことがあったら気軽に電話したりメールしたりしてください」

 スクールカウンセラーも務める北翔大学の飯田准教授は、この時期、家庭でも子どもたちの変化を注意深く見てほしいといいます。

 北翔大学 心理カウンセリング学科 飯田昭人准教授:「ご飯が1食や2食でいいとか、眠れなくなってきたり、途中でよく起きてしまうとか、そういうような体の変化っていうのがまず気づきのひとつですし、ちょっと違うなとか違和感があるなというサインを漏らさずに受け止めてほしいなと思います」

 道教委では電話、メールでも相談を受け付けているほか、無料通信アプリ「ライン」を使った「どさん子ほっとライン」のQRコードが記載されたカードも配られているので利用してほしいとしています。

 また、札幌市の男女共同参画センターは19日午後7時からラインでの相談も受け付けます。抱え込まずに、どうか相談をしてみてください。

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