北海道ニュース UHB | UHB 北海道文化放送

「顔がある被害者に会いたい」遺族が涙の訴え 隣人殺人裁判で検察懲役18年を求刑 札幌地裁

2019年10月2日23:50
 北海道美唄市でアパートの隣に住む男性をハンマーで殴り殺害したとして殺人の罪に問われている男の裁判員裁判で、検察は懲役18年を求刑しました。

 起訴状などによりますと北海道美唄市の無職 大学和行被告(45)は2018年7月、美唄市の自宅アパートの前で隣に住む、塾経営者の若沢知已さん(当時53)の頭部などを147回以上ハンマーで殴り殺害したとして、殺人の罪に問われています。

 これまでの裁判で2016年から2人の間でゴミや除雪をめぐるトラブルなどがあったことが明かされていました。

 10月2日札幌地裁で開かれた論告求刑公判で、若沢さんの母親は「(遺体は)知已の顔ではありませんでした。確認できたのは右手の指だけでした。顔がちゃんとある息子に会いたいです」と涙ながらに意見陳述しました。

 検察側は「計画的かつ強い殺意に基づく、執拗かつ悪質な犯行である。被害者とのトラブルは殺害を正当化できるようなものではなく、極めて短絡的で身勝手な犯行」などとして懲役18年を求刑しました。

 一方、弁護側は「近隣トラブルから殺人まで発展したのは強迫性障害が影響している」として情状酌量を求めました。
判決は10月3日に言い渡されます。

直近のニュース