北海道ニュース UHB | UHB 北海道文化放送

「すぐやめろと言えない」 道議会新庁舎 自民党会派が喫煙所設置を決定 反論も… 北海道

2019年10月4日19:08
 2020年1月完成予定の道議会の新庁舎に、議員専用の喫煙所の設置を検討してきた自民党会派は4日、正式に設置することを決めました。

 反対の声が上がる中で出した結論に、反論の声も上がっています。

 新崎真倫記者:「自民党会派前にはかなりの数の報道陣が詰めかけています。長きにわたり議論や検討が続けられてきた新庁舎の喫煙所問題に、まもなく最終結論が出されます」

 午後1時から非公開で行われた自民党会派の議員総会。

 喫煙所の設置には内外から反対意見が相次ぎおよそ3か月間議論が行われてきました。

 しかし、最終結論を出すきょうの場で、反対意見を表明した道議はたった一人。

 結局、自民党会派専用の喫煙所をつくることが決まりました。

 自民党会派 佐々木俊雄会長:「禁煙の世界といいますか、タバコのないのが理想ではありますけども、いま現時点でたばこを吸ってる方にすぐ止めれというのは難しい」

 唯一、反対意見を表明したのは75歳の本間勲道議。少数でも反対意見があれば尊重すべきだと訴えました。

 本間勲道議:「特に体に関係のあることは、小さな意見ももう少し取り上げるべき」

 自民党会派 佐々木俊雄会長:「(Q 反対意見に対しては?)それについては回答を求められてないんですよ。どちらかにいま結論をまとめなければいけない状況ですので」

 これまで議論の進め方に異を唱えてきた藤沢道議は…。

 藤沢澄雄道議:「(Q きょう意見言わなかったのは?)結論ださないといけないのはわかっているし、将来は全面禁煙に向けて努力をするということで、一応(反対派の意見を)汲み取ったといいたいんでしょうね。そういう風に解釈しました。まったく不満ですけどね」

 自民党は設置費用はJTの寄贈を受けるためかからないとし、維持費用は喫煙者だけで負担するか今後議論を続けるとしています。設置決定に道民は…。 

 30代:「無料でつくれるなら別にいいんじゃないかと思う。タバコ売ってるから吸いたい人が吸うのはしょうがない」

 70代:「何考えているんですかね。わかっていないですよね。選挙終わったら好き勝手。これだけ健康被害が問題になっている時代に時代錯誤甚だしい」

 新庁舎の全面禁煙を訴える共産党の真下道議は…。

 共産党 真下紀子道議:「がんの発症率が高く喫煙率の高い北海道で、自ら議会庁舎に喫煙室を設けるということは、道民の理解は絶対に得られない」

 自民党以外のすべての会派は喫煙所の設置に反対していることから、今回の決定にはなお論議を呼びそうです。

直近のニュース