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なぜこのタイミングで? 北海道議会に飛び交うヤジ 「改憲意見書」 賛成多数で可決

2019年10月7日19:12
 「答えろ!」「静粛に願います」  

 飛び交うヤジの嵐。審議はたびたび中断しなかなか進みません。

 先週金曜日に行われた北海道議会の本会議です。

 議題に上がっていたのは、自民党・道民会議が提出した「国会における憲法論議についての意見書」案。

 憲法改正について「国民の広範な理解が得られるよう丁寧な議論を進めるよう求める」など、国会で議論を進めることを促す内容です。

 なぜこのタイミングだったのでしょうか?

 この日東京では臨時国会が召集され、安倍首相が所信表明演説を行ないました。

 安倍首相:「日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ憲法審査会ではないでしょうか。皆さん、国民への責任を果たそうではありませんか」

 安倍政権が進める憲法改正を後押ししようという案について、意見は真っ向から対立しました。提案した側は…。

 自民党・道民会議 田中芳憲道議:「(憲法改正の)議論が深まっていない。国会で活発な議論を進めるよう強く求める」

 一方、反対する会派は…。

 民主・道民連合 沖田清志道議:「今なぜこの時期にこの意見案を提案しなければいけないのかという明確な説明がされていない」

 共産党 宮川潤道議:「国民が望んでいないことについて議論を進める前に、もっと先にやるべきことがあるのではないか」

 雨が降る中、労働組合や市民団体など約100人が集まり、抗議活動も行われました。

 参加者:「今“憲法変えて”って声あげてないし、やってほしいこと山積みで、もっと生活に根差したことを道政としてやってほしいのに」「自民党はタバコの問題もやってるけど、一体どうなっていると言いたい」

 結局この意見書案は、午後10時前の採決で自民・公明両会派の賛成多数で可決されました。

 これに対する道民の反応は?

 80代:「いいことだと思う。安倍首相やろうとしているんだからいいのでは」

 40代:「(憲法改正は)必要な面は多いと思うが、急ぎすぎている気がする。何で今のタイミングなのか。北海道の経済は大変なことなっており、この不景気の中で他にやらなきゃいけないことがあるのに」

 20代:「道民の私としては北海道で議論すべき問題ではないと思う。結局北海道でやったところで解決する話じゃない」

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