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<18歳の選択> 札幌の高校3年生に聞いた 「憲法改正は賛成? 反対?」 北海道

2017年10月10日19:37
 10月10日に公示された衆議院選挙。今回は、18歳に選挙権年齢が引き下げられてから初めての衆院選になります。

 10月10日と11日は、2回にわたり、「衆院選、18歳の選択」と題してお伝えします。今回の選挙では、安倍政権が問う消費税の使い道、北朝鮮情勢への対応に加え、「憲法改正」をどう考えるかという争点があります。政党別でみると。

 改憲派:自民、公明、希望、維新、こころ。

 護憲派:立民、共産、社民。

 という状況になっています。18歳の高校生が、憲法改正をどう考えているのか「18歳の選択」です

 1962年に開校し、約660人が通う札幌市厚別区の北星学園大学付属高校。

 今回は、社会を選択する高校3年の53人の生徒に協力してもらい、憲法について聞きました。

 篠原キャスター:「Q. 憲法って何? 」

 高校3年生:「守らなかったらやばい」「日本で大事なもの」

 篠原キャスター:「国家権力を制限するための規範、ルールです。国民をしばるものではありません。国や国家権力が何かしようという時にブレーキをかけるものです」

 日本国憲法の3大原則に国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が掲げられていることを確認し、憲法改正に賛成か反対かを聞くと…。

 篠原キャスター:「あ、こういう動きになりますか。憲法改正をした方がいいのは2人、そのほかは変えない方がいいと分かれました。理由をお伺いしていきます」

 改憲賛成 高校3年生:「いま北朝鮮にミサイルを撃ち込まれていて、攻撃しないといけない時もあると思う。時代に合わせて改正すべき」

 改憲賛成 高校3年生:「憲法9条に守られてきた部分があると思うが、いまはあるからと言って守られているとは思えない。今の時代にそぐわない」

 改憲反対 高校3年生:「いまのままで平和は守られているし、変に手を付けて状況を悪くするのはよくない」

 改憲反対 高校3年生:「戦争したくない」

 改憲反対 高校3年生:「9条が日本の象徴、世界にも誇れるものだと思う。変えるのは違うと思う」

 改憲を主張する政党が、自衛隊の明記や教育の無償化などを訴えるなかで、高校生の関心は憲法9条に集中しました。

 憲法改正の手続きは96条で定められています。

 篠原キャスター:「衆参の3分の2以上の議員が、改正に賛成するのが一つの条件。国民の過半数の賛成が必要この2つがなければ、改正できないルール。これは結構厳しくて、これまで一度も改正されたことがありません」

 一方、海外では、戦後憲法を改正している国は多数あり、アメリカは6回、フランス27回、ドイツは60回、中国で9回などとなっています。

 内容は、選挙権年齢の引き下げや死刑の廃止、盗聴捜査の拡大、言論の自由の一部制限など多岐にわたります。

 日本の厳格なルール、緩めた方がいいか考えてもらうと…。

 高校3年生:「(国民が)納得しないものをつくってもしょうがない。(教育)無償化って言って、“アメとムチ”ね」

 改憲賛成 高校3年生:「承認には、国民の過半数の賛成って書いてあるが、国民投票って何歳からなのかわからない」

 改憲賛成 高校3年生:「最悪、国民投票だけで決めてもいいと思う」

 一方、ルール変更に慎重な意見は…。

 改憲反対 高校3年生:「昔できた憲法9条は、戦争を経験した人にしかわからないことだと思うので、そこは引き継ぐ。戦争を知らない自分たちも未来につなげていかなければいけないので、時代は関係ない」

 改憲反対 高校3年生:「憲法を改正していいものに変わるとは限らない」

 50分にわたる授業を通じ、最後にもう一度質問をしてみました。

 篠原キャスター:「憲法を改正したほうがいいと思う人?」

 3人が移動(賛成へ)。

 改憲賛成 高校3年生:「北朝鮮のこともあるので、自衛隊のことは明確にするのも大事」

 結果は、改正に賛成が5人、反対は48人、90%が改正に反対となりました。

 改憲反対 高校3年生:「日本の象徴である平和主義。これからも戦争をしないために、変えない方がいいと思う」

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