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もう一つの選挙戦 海産物の "人気ナンバー1"を決める「海産総選挙」 北海道豊浦町

2017年10月12日20:00
 安倍首相の突然の解散総選挙表明から、10月22日の投開票日に向けて各候補がしのぎを削っていますが、この状況に乗じたもう一つの選挙戦が始まっています。

 その名も「海産総選挙」です。候補者は、どれも誇れる顔ぶれがそろっています。

 人口約4200人、噴火湾に面する北海道胆振の豊浦町。

 この町で行われている"もう一つの選挙"とは…。

 豊浦町水産商工振興課 岡本貴光さん:「豊浦町"海産"総選挙です」

 海産物の選挙と書いて「海産」総選挙です。その内容は…。

 豊浦町水産商工振興課 岡本貴光さん:「豊浦町で採れる代表的な海産物を立候補者に見立てて、人気ナンバー1を決める選挙です。ダジャレですね」

 豊浦町は、噴火湾のホタテ養殖発祥の地として有名で、実に漁業関係者の7割が、ホタテの養殖に携わっています。

 しかし、ホタテ以外にも豊浦町で水揚げされる豊富な海産物を、全国の人にアピールしたい。

 そこでインターネットを使い、人気投票をすることにしたのです。

 候補は、ホタテ、カキ、アワビ、ヒラメなど10種類です。

 活気みなぎる企画ですが、その裏には、ある事情がありました。

 いぶり噴火湾漁業協同組合 高田大輔さん:「ホタテは、2016年度は例年の半分以下の水揚げしかないです」

 2016年度、噴火湾のホタテは例年の約4割に激減。台風や海水温の影響など複数の要因があると考えられますが、豊浦町も例外ではありません。

 高田大輔さん:「浜に元気がなくなっているところに、こういう企画があると、元気が出るかな」

 漁業関係者:「やっぱりホタテに投票かな」

 漁業関係者も、この企画に豊浦の漁業の復活を期待しています。

 立候補した海産物は、現在進行中の衆院選と同じようにと、10月10日に告示。22日を投票日としました。

 さらに10月11日から、期日前投票も開始し、インターネットでいつでも投票することができます。

 結果に関わらず投票した人には、抽選で「活ホタテ」3キロがプレゼント。マチの期待は高まっています。

 豊浦町水産商工振興課 岡本貴光さん:「豊浦町を訪れるきっかけになり、観光客がどんどん増え、新しい産業が生まれる町になることが願い」

 豊浦町 村井洋一町長:「皆さん、豊浦町の海産物に清き1票を、お願いします」

 12日午後4時現在の得票数は、ホタテが一歩リードしています。

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