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包丁で4人無差別殺傷 34歳男に"無期懲役"求刑 弁護側「精神疾患で善悪判断できず」 北海道

2017年11月6日19:35
 2016年6月、北海道釧路市の大型商業施設で、4人の女性が殺傷された事件の裁判員裁判。釧路地裁で11月6日、論告求刑公判が開かれ、検察側は、被告の男に無期懲役を求刑しました。

 この事件は2016年6月、釧路市の大型商業施設で発生しました。

 (吹き替え):「死刑になるために、無差別殺人事件を起こした」

 起訴状などによりますと、刃渡り24センチの柳刃包丁を持った松橋伸幸被告(34)は、店内にいた女性客や店員に次々と襲いかかりました。

 戸沼雅子さん(当時68)が死亡。女性3人が、顔や首などに後遺症が残るほどの大けがを負いました。

 これまでの裁判で、犯行当日の松橋被告の行動が明らかになってきました。

 (吹き替え):「病気を抱えた人たちを殺害するのは、あまりに残酷だ」

 犯行の2時間前に包丁を購入し、精神疾患で通院していた釧路市の病院に立ち寄ったものの、思いとどまっていたのです。

 (吹き替え):「本当に胸の痛む思い。本当に申し訳ありません」

 6日の最終陳述で松橋被告は、涙ながらに何度も後悔と反省の言葉を口にしました。

 検察側は「被告は精神疾患はあったものの、当時は症状が出ておらず、完全に責任能力があった」として、無期懲役を求刑しました。

 一方、弁護側は「精神疾患の影響で、善悪の判断ができなかった」などとして心神耗弱を主張し、有期刑が妥当としました。

 判決は11月9日に言い渡されます。

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