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106年ぶりクマ出没騒動の中 島1周のマラソン大会 "クマよけ鈴"つけて53.7km 北海道利尻島

2018年6月4日19:22
 106年ぶりのクマ出没情報に揺れる北海道利尻島で6月4日、新たにクマのものとみられるふんと足跡が見つかりました。

 騒動が収まる気配がない中、3日、島ではマラソン大会が開かれ、緊張が走りました。

 水上孝一郎記者:「こちらの山道を1キロ以上進んだ所で、クマのふんらしき物が見つかったということです」

 クマのふんとみられる物が見つかったのは、利尻町の山林です。

 役場の職員が回収し、確認作業を進めています。

 また、利尻町では4日、新たにクマのものとみられる足跡も発見されています。

 106年ぶりの利尻島のクマ騒動。収束する気配は見えません…。

 "クマの影"に不安が募る中、3日利尻島では、18回目となる島を一周するマラソン大会が開かれました。ただ、いつもの年と違うのは…。

 マラソン参加者:「クマ退治に来た。まさかりを持って。鈴は持ってます!」「(クマよけ)鈴を腰につけながら、走りたいと思います」

 島のホームセンターでは、クマよけの鈴が飛ぶように売れました。

 サニータウン利尻店 遠藤亮店長:「急遽、クマよけスプレーや鈴を置くようにした。30~40個、鈴は売れた」

 参加者は過去最高の561人。スタート前には実行委員会から注意もよびかけられました。

 実行委員会スタッフ:「クマ情報もありますけど、気を付けて!来たら、逃げてください」

 距離は約53.7キロ。フルマラソンより10キロ以上長いコースです。

 アップダウンに富んだランナーを、くじけさせそうな道が続きます。

 ランナーたちは自分との戦い、そしてクマへの恐怖心と戦いながら、雄大な島の自然をバックにゴールを目指します。

 水上孝一郎記者:「クマの足跡が見つかった海岸付近のチェックポイントです。ランナーたちに水と軽食が渡されています」

 マラソン参加者:「(Q.どうですか?)がんばりました。何とかいけそうです」

 朝6時のスタートで制限時間は10時間。次々とランナーたちがゴールしてきます。

 完走者:「明らかにクマが出そうな場所があったので、キョロキョロしながら走りました」「ちょっと(クマよけの鈴が)うるさかったかな。1人になるのがいやだったので、集団で走るようにした」

 制限時間までにゴールした完走者は508人。完走率は約90パーセントでした。

 クマ騒動の中でのマラソン大会。無事終了しました。

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