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「当面は捕獲・駆除はしない」106年ぶりにヒグマ上陸の北海道利尻島で対策連絡会議 メスを求めて上陸か

2018年6月7日19:20
 人間との事故の可能性は低いとの判断です。北海道利尻島で、相次いでクマの痕跡が見つかったことを受け、6月7日、クマの専門家や自治体の関係者が対策会議を開き、当面、捕獲や駆除はしない事を決めました。

 利尻島の利尻富士町役場で開かれたヒグマ対策連絡会議には、ヒグマの専門家で道立総合研究機構の間野勉自然環境部長のほか、島の自治体関係者が出席し、今後の対応を協議しました。

 この中で間野部長は上陸したクマについて、「主に草を食べていて、人間の食べ物に依存していない」などと説明し、対策会議では当面は駆除や捕獲の必要はないとの結論を出しました。

 間野勉部長:「利尻島への上陸の目的は交尾期におけるメスの探索。この時期、オスはメスを求めて広範囲を探索することが分かっている」

 上陸した目的は「メスを探していた」と推測し、今後、北海道本島に戻る可能性があるとしましたが、問題行動が確認された時点で対応が取れるよう、準備を進めるとしました。

 一方…。

 遠藤まさしリポーター:「午前8時、集団登校です」

 対策連絡会議では、おおむね心配ないとの結論が出ましたが、島の小学校ではきょうも、児童が集団で見守り登校するなど、不安が広がっています。

 「夜(ゴミを)入れておいてクマでも来たら困りますから、朝入れている」「捕獲できるものは捕獲して、何とかした方がいい。安心して暮らすにはいない方がいい」「観光の街なので来る人たちが安心できるような、小さい時からヘビとかクマとかいない島ってうたってたから」

 夏の観光シーズンを前に、影響を心配する声も漏れています。106年ぶりのクマ騒動、終息の兆しはまだ見えていません。

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