伝えていこう 北海道内テレビ6局キャンペーン

不漁続きのイカ漁に明るい兆し… 燃料代高騰に北朝鮮船の不安も 函館の市場「少しずつサイズが大きく」

2018年6月13日19:45
 記録的不漁が続く、北海道南部のスルメイカ漁。"2018年こそは"という期待にも関わらず、出だしは例年になく小ぶりなものが多く、関係者はヤキモキ…。

 しかし! 解禁から10日ほど。"明るい兆し"も見えてきました。

 新崎真倫記者:「函館自慢の旬の味覚スルメイカシーズン到来! 市場にも並ぶように。2018年は例年になく小ぶりと言われていたが、大きいものも出てきていますね」

 函館市の夏の風物詩、スルメイカ。

 漁解禁から10日がたち、市場には、ようやく平年並みの大きさのものも入るようになってきました。

 イカ専門店:「日増しに大きくなっている。このまま順調に取れたらいい」

 市場の関係者は、2017年と比べ価格も落ち着いてきて、今後に期待を込めている様子。しかし、漁師たちの不安材料はなくなったわけではありません。

 イカ漁師:「状況としては厳しいですね…」

 不漁続きに加え燃料価格の高騰で、漁に出てもなかなか利益を上げることができず、涙ぐましい苦労も。

 イカ漁師:「帰りはなるべくエンジン回さないで、油を少しでもたかないようにゆっくり帰ってくる。(漁に)出れば赤字だしで、ないと困ったなっていうし…」

 6月7日には中型船による日本海での漁がスタート。今年に入っても北朝鮮船による違法操業が確認されていますが…。

 光慎丸船長:「いないようだね、北朝鮮は。今のところいないから、保安庁出てきているからいないんでないかなと思って、まずは一安心」

 しかし、漁獲量は2017年の4分の1以下と厳しい状況だといいます。

 専門家は、2018年は海水温の上がり方が例年に比べて遅いため、イカの群れの北上も遅れていると分析します。

 桜井泰憲所長:「6月13日で見ると、もう少し今週中には(松前沖に)イカが来る、まだ北上が遅れている、今週中にここに来るでしょう。今週末位から少し良くなるのでは。少なくとも去年よりよくなることを願っている」

 これから観光シーズン最盛期を迎える函館市。名物スルメイカ漁の回復に港町の期待が高まっています。

直近のニュース