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"暑くも寒くもない" この秋、札幌の気温に異変! 地味にすごい珍現象が起きていた

2018年10月11日20:30
 きのう(10月9日)の札幌は、最高気温が16.7℃までしか上がらず、この秋一番の低さとなりました。

 「おっ、きょうは寒いな~! もう冬も近いのかな?」と思われた方も多いかと思いますが、実はこれでも平年並みの気温だったんです。平年並みなのに急に寒く感じられたのは、それまでに比べて気温がグッと下がったからです。

 最高気温を調べてみると、今年は特に寒く感じられるような気象条件になっていることが分かりました。

 グラフは、この半月間の札幌の最高気温です。9月25日以降、10月8日まで最高気温の変化が小さく、"18℃から22℃にほぼ収まっている"ことが分かります。20℃くらいの気温は、快適に感じられる人が多い気象状況です。今年は快適な気温が2週間も続いていたんです。

 では、例年の秋はというと、高気圧と低気圧が交互に通過して気温の変化が大きくなりやすい時期です。

 実際、2017年は1日で5℃以上変化した日もあり(グラフの破線)、同じ期間で比較した場合、今年と同じような現象(2週間の最高気温の変動が4℃以内)は過去30年で1度もありません。

 "極端な暑さ"や"極端な寒さ"に比べると、とても地味ですが、実はすごく珍しいことが起きていたと言えそうです。

 ちなみに、気温だけを見ると、至って平穏に見えますが、この間に2回も台風(最接近時は温帯低気圧)が接近しました。天気は例年の秋以上に目まぐるしく変化していて、このことも今年の秋の異変を象徴する出来事ですね。

 (気象予報士 佐藤俊和)

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