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防衛省職員が”ウソの振り込み明細”偽造…車の購入先の知人にコピー提出 車の個人売買を巡るトラブル 倶知安町の陸自駐屯地勤務の男「間違いありません」―容疑認める 北海道

事件・事故 社会

有印私文書偽造・行使の疑いで国家公務員の男を逮捕した北海道警南署(札幌市)

 自動車の個人売買を巡り、知人名義の口座に現金を振り込んでいないのに偽造した「振込受付明細書」のコピーを知人に渡したとして、北海道倶知安町の陸上自衛隊駐屯地勤務の防衛省職員の男(25)が有印私文書偽造・行使の疑いで逮捕されました。

 男は2023年9月12日ごろから10月30日ごろまでの間、男に自動車を売った知人の口座に現金を振り込んでいないのに振り込んだ証しとなる「振込受付明細書」を偽造し、知人にコピーを渡した疑いが持たれています。

 2024年3月下旬に男の知人が札幌市内の警察署に自動車の個人売買を巡るトラブルを相談したことで事件が発覚。男の容疑が固まり、約8か月半後の12月10日に逮捕しました。

 調べに男は「間違いありません」などと話し容疑を認めています。

 警察が偽造の手口や男の動機などを詳しく調べています。