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今年の紅葉は”数十年に一度の美しさ!?” 鮮やかな理由は好条件の揃い踏み 北海道

社会

 札幌市内は紅葉がピークを迎えています。

 北海道内の紅葉は、例年になくきれいな色付となっていて、数十年に一度の美しさという声も聞かれるほどです。2019年は、紅葉がきれいに色づく条件がそろっていました。

 雲一つない真っ青な空を背景に、まぶしいほど黄色く色づいたイチョウ並木。

 北海道大学のイチョウ並木は、黄葉のピークを迎えていて、多くの観光客がカメラで撮影したり、きれいな落ち葉を集めたりと、紅葉狩りを楽しんでいました。

 「結構きれいなやつあるよ」

 菅井貴子気象予報士:「まるで光のトンネルです。沿道70本、約380メートルずっとイチョウの木が並んでいます色づきは約9割ほどですが、今年は黄葉がとくにきれいに感じました」

 北海道大学によると天気次第ですが、今週末までは見ごろが続くのではないかということです。

 紅葉前線は道南にも到達しています。

 函館市の紅葉の名所「見晴公園」でも色づきが進んでいて、28日も多くの観光客でにぎわいました。

 観光客:「札幌から来ました。(Q いい写真撮れましたか?)いっぱいあるよね。連写して葉っぱを散らしました」

 そして今後、紅葉はさらに進むといいます。

 函館市住宅都市施設公社 中村美喜広所長:「ここ一週間の冷えこみでかなり紅葉が進んで、(今が)全体で5割くらいの色づき。あと5日から1週間くらいでピークになる」

 見晴公園では11月10日まで、はこだてMOMI-Gフェスタが開催されていて、夜はライトアップした紅葉を楽しむことが出来ます。

 先週は後志地方で紅葉のピークとなり、2019年は特に黄色い葉の色づきがきれいだったそうです。

 赤井川村の落合ダムでも山肌一面が黄色く黄葉していて、早朝は朝霧とともに神秘的な風景を作り上げていました。

 どうして2019年の紅葉はきれいなのか?菅井気象予報士が解説します。

 (菅井貴子気象予報士が解説)

 ■紅葉"きれい"の法則とは?
 「き」おん(日中の気温が高い)
 「れ」いきゃく(放射冷却で冷える)
 「い」たみがない(葉の痛みがない)
 この3つが揃ったのですが、2019年はもう1つ揃いました。それが…。
 「に」っしょう(日照が多い=葉に栄養がたっぷり)
 この4つが揃い、2019年は数十年ぶりの美しさかもしれないんです。

 ■札幌の日照時間(9月)は?
 平年は160.5時間ですが、2019年は208.5時間で、ここまで日照時間が長いのは49年ぶりなんです。
 数10年ぶりの美しさと言われるのは、日照時間の多さも関係しているのかもしれません。

 ■見ごろは?
 ・(札幌)北海道大学 イチョウ並木
 ・(旭川)忠和公園
 ・(七飯町)大沼公園
 は見ごろをむかえています。
 落葉を迎えている、(千歳)支笏湖や(登別)登別温泉、(浦河町)五色渓谷では"落葉のじゅうたん"を楽しむのもいいかもしれません。

みんテレ