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「とにかく真面目」コンビニ経営者殺害から1か月…事件解決につながる"鍵"は? 札幌市

事件・事故 コラム・特集

50歳からコンビニ経営をしていた阿部芳彦さん。温厚だったという阿部さんの命を奪ったのは誰なのか…?

 10月、札幌市北区でコンビニ経営者の男性が何者かに殺害されてから1か月。

 いまだ容疑者の確保には至っていませんが、取材を進めると容疑者へつながる3つの鍵が浮かび上がりました。

「気さくで温厚」近所の人が語る阿部さんの人柄

家族旅行の時に撮影された写真。生前の阿部さんは近所の人によると「いつもにこにこ」していたという。

 家族との旅行で穏やかな表情を浮かべている男性。札幌市北区新琴似の会社役員・阿部芳彦さん(76)です。

 阿部さんは10月3日午前0時過ぎ、札幌市北区新琴似の自宅で死亡しているのを安否の確認に訪れた長男と孫が見つけました。

 司法解剖の結果、死因は頸部圧迫による窒息死と判明。のどの骨が折れるほど何者かに強く首を締められていました。

 近所の人:
「本当に気さくで温厚な人」
「他愛のないことでいつもにこにこしていた」
「元気な人だった。人に不快感を与える人ではない」

 阿部さんに一体、何があったのでしょうか…。

50歳から長男とコンビニ経営

事件現場となった阿部さんの自宅(札幌市北区)

 後志の岩内町で生まれた阿部さん。

 中学卒業と同時に札幌で働き始め、26歳の時に独立し、商店を経営。50歳からは長男と一緒にコンビニ経営をはじめました。

 若いころから阿部さんを慕っていたという男性は…

 阿部さんの知人:
「とにかく真面目。商売も一生懸命やっているし、普段から遊びって言っても変な遊びしてない人」
「お酒が好きでね。お酒を飲んでいても朗らかで、最初から最後まで酔っ払った姿勢は見せないで終わるような人」
「何人かで飲んでも、自分は量を多く飲んだのでこれだけ払うって多めに出して、『あとは割り勘にしてくれ』みたいな感じで、お金の面もきちんとしていた」

 当時一人暮らしの阿部さんはコンビニエンスストアから食事の提供サービスを受けていました。

 しかし、2、3日食事を受け取りに来なかったことから、連絡を受けた長男らが安否確認に訪れ、事件が発覚しました。

発見時、阿部さんは身動きできない状態で倒れていたという。(イメージ)

 当時の消防の出動記録によりますと、通報を受け事件を覚知したのは(10月3日の)午前0時19分。

 救急隊が現場に到着したのは6分後の午前0時25分です。

 捜査関係者への取材では、阿部さんは自宅2階のウォークインクローゼットの中で後ろ手に縛られるなど身動きができない状態で、うつ伏せで倒れてたということです。

 眉のあたりには床に打ち付けたような傷があり出血。床には直径10数センチの血だまりができていましたが、ほかに目立った暴行の痕はありませんでした。

 約40分後の午前1時3分、現場で阿部さんの死亡が確認され救急隊は現場から引き上げています。

 事件から1か月が経ち、事件解決につながる新たなポイントが浮かびあがってきました。

みんテレ