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「因果関係はない」 新人看護師 過労自殺裁判 病院側争う構え見せる 札幌地裁

事件・事故

 7年前、札幌市の病院に勤めていた23歳の新人看護師の女性が自殺したのは、病院側に原因があったとして遺族が損害賠償を求めている裁判で、病院側は改めて請求棄却を求めました。

 この裁判は2012年、札幌市豊平区のKKR札幌医療センターに勤務していた新人看護師の杉本綾さん(享年23)が、長時間労働などによりうつ病を発症し自殺したのは、病院の安全配慮義務違反があったなどとして、遺族が運営母体の国家公務員共済組合連合会に対し、9400万円あまりの損害賠償を求めているものです。

 国の労災認定を受け、綾さんの母親が病院側を提訴しました。

 13日の第二回口頭弁論で原告側が「業務内容や労働時間など事実関係を明らかにすべき」と主張したのに対し、病院側は「長時間労働が恒常的だった事実はなく、うつ病を発症していたとは認められない。業務と自殺との因果関係はない」として、改めて請求棄却を主張しました。

 杉本綾さんの母:「完全否定みたいな感じで返答がきたのはとても残念。どんな新人教育をしていたのかを改めて知りたい」

みんテレ