小豆が足りない! 全国の和菓子業者が悲鳴… 道産小豆の"安定供給"求める 北海道北見市
和菓子に欠かせない、あんこなどの原料となる小豆が2019年高騰しています。
そんな中、小豆不足にあえぐ全国の和菓子業者たちが北海道北見市に集まり、道内の生産者に対し窮状を訴えました。
「どんなにいい職人がいても、どんなに伝統があっても、質の良い小豆がない限りおいしい和菓子は作れません!」
全国の和菓子業者17社が集まった会合。作付け面積が増えつつあるオホーツクの小豆生産者を前に、安定供給の重要性を訴えました。
道産小豆はここ数年、天候不良などの影響で不作が続いていて2019年は15年ぶりの高値となるなど和菓子店の経営を圧迫しています。
和菓子業者:「私広島から来たんですけど、広島の天気よりも北海道の天気の方が気になるぐらい心配していて。小豆の豊作が続けばいいなと願うばかりです」
和菓子業者らは、自慢の和菓子を生産者と一緒に食べながら安定供給への協力を訴えました。