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"逃げ得は許さない" 催促状19通を1年以上無視 交通違反40歳男 逮捕の瞬間とらえる 札幌市白石区

事件・事故

 スピード違反や信号無視などの交通違反をして、警察からの呼び出しに応じないケースが後を絶ちません。そんな不届き者を逮捕する瞬間をカメラがとらえました。

 27日朝、捜査員が向かったのは札幌市白石区に住む男の自宅。

 2018年9月、夕張市で最高速度を18キロ超えるスピード違反をし、反則金の1万2千円を支払わず裁判所からの19通の督促状を無視し続けている飲食店店長の40歳の男です。

 仕事から戻っていないのか男は留守のようです。

 白石区の捜査員:「とりあえずちょっと顔に注意して。髪型にすごく特徴があるから」

 周囲に目を光らせること約8時間…。あたりが薄暗くなってきたころ、捜査員が別の場所へ向かいました。

 本田祐里佳記者:「午後4時30分です。方針を転換した捜査員たちが男の勤務先に入っていきました」

 向かったのは、男が勤める飲食店が入るすすきののビル。しかしここにも男の姿はありませんでした。店が開店する時間を待ちます。

 「午後8時くらいになったら来ると思うけど、それまで待機」

 男と接触できないまま迎えた午後9時。

 「いくぞいくぞ、声かけろ声かけろ」

 ついに男が姿を現しました。

 「すみません、ちょっといいですか。ごめんなさい、白石署なんです。誕生日なのも知ってるんだけど交通違反の件で…わかるでしょ?」

 18キロの速度超過をし裁判所からの督促状19通を無視し続けた40歳の男に、ついに入った捜査のメス。

 捜査員:「交通違反、去年ありましたよね?夕張の件、覚えているでしょ?」

 男:「覚えてます」

 捜査員:「お金残ってるでしょ」

 男:「わかります」

 捜査員:「出頭しなかったから(逮捕状が)出ています。平成30年9月27日午後1時53分ごろ、道路標識によりその最高速度が50キロ毎時と指定されている、北海道夕張市滝ノ上で…。要は18キロ超過の速度超過ですよと、これで逮捕。どう?覚えている?」

 男:「覚えてます」

 捜査員:「そしたらさ9時18分ね、今の事実で逮捕するから」

 捜査員が取り出した手錠を見てようやく事態を理解したのか、男の笑みは消えていました。

 捜査員:「いつかサツ来ると思ったでしょ、そうでもない?」

 男:「いや、そんなことないです。来るとはあんまり思っていなかった」

 なぜ出頭要請を無視し続けたのか…。

 捜査員:「出頭しない理由はある?」

 男:「特になにも…。ただ後回しになっていた。すみません。そんなに(店が)繁盛していると自分では思っていなかったので」

 さほど店が儲かっていないという理由も支払わなかった一つだと明かしました。

 捜査員:「これから警察署行くから。ちゃんと払っていないから、そこは自分でね」

 1年2か月前の反則金の未納を決着させた捜査員。取り締まりの厳しい手は緩めません。

 札幌白石警察署 交通第一課 植田恭平警部補:「"逃げ得は許さない"ということをしっかりこれからもやっていきたい」

みんテレ