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新人看護師過労死裁判 「真摯に事実を認めてほしい」病院側に資料提出を要求 札幌地裁

事件・事故

 8年前、北海道札幌市の病院に勤務していた23歳の新人看護師の女性が自殺したのは、病院側に原因があったとして遺族が病院側を訴えた第三回口頭弁論で、原告は因果関係を否定する病院側に、詳しい資料の提出を求めました。

 この裁判は2012年、札幌・豊平区のKKR札幌医療センターに勤務していた新人看護師の杉本綾さん(当時23)が、長時間労働などによりうつ病を発症し自殺したのは、病院の安全配慮義務違反があったなどとして、遺族が運営母体の国家公務員共済組合連合会に対し損害賠償を求めているものです。

 これまでの裁判で病院側は、「長時間労働は恒常的ではなく、業務量も特段多くはなかった」などと業務との因果関係を否定していて、原告側は「過重労働の判断の際に、何人の患者を受け持っていたのか明らかにすべき」と主張。裁判長が被告側に要求する一幕もありました。

原告 杉本綾さんの母 
「労災が認められたことも否定してきていますので、そこを真摯に事実を認めていただきたい」

みんテレ