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「苦渋の決断」アイヌ遺骨返還 原告コタンの会が訴訟取り下げ 浦河アイヌ協会と調整つかず…

社会

 アイヌ民族らでつくる団体が札幌医科大学と北海道に遺骨の返還を求めていた訴訟で、この団体が21日訴えを取り下げました。

 返還を求めるほかの団体との協議が難航しているためとしています。

 訴えを取り下げたのは、日高管内のアイヌ民族らで作る「コタンの会」です。

 コタンの会は1962年に浦河町東栄地区で発掘され、北海道が埋蔵文化財として所有し、札幌医科大学が保管しているアイヌ民族の遺骨34体について、返還を求めて訴訟を続けていました。

 一方で、浦河アイヌ協会がこの遺骨を2020年4月に開設する民族共生空間・ウポポイで保管すべきだと主張していて、コタンの会は団体間の調整がつかないなどとして訴えを取り下げました。

 コタンの会 清水裕二代表:「やれないなという思いから、まさに苦渋の決断」

 コタンの会は今後も、浦河アイヌ協会と協議をしながら、引き続き、遺骨の返還を求めていくということです。

みんテレ