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裁判官「そこまで重いものでもない」3人負傷の"飲酒ひき逃げ"…元自衛官に執行猶予付き有罪判決

事件・事故

元自衛官の被告に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した札幌地裁

 2019年11月に北海道恵庭市で3人が負傷したひき逃げ事件で、危険運転致傷などの罪に問われている元自衛官の被告(25)に、札幌地裁は2020年2月7日、懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。飲酒運転を認定しましたが、「そこまで重いものでもない」と判断しました。

大量の酒飲み信号無視…3人を負傷させ逃走

被告が運転した車が衝突し、折れ曲がったガードレール(北海道恵庭市)

 起訴状などによりますと、被告は2019年11月、友人らと居酒屋やカラオケ店をはしごし、大量の酒を飲んだのち、車を運転。信号無視を繰り返したすえ、恵庭市新町の交差点で乗用車に衝突し、乗っていた3人に軽傷を負わせ逃走しました。

 酒量は350mlビール缶2本のほか、ビールコップ約7杯やハイボールグラス約5杯に上りました。

裁判官「適切な言葉か分からないが…」

被告が勤務していた陸自東千歳駐屯地

 2月7日の判決公判に黒いスーツを着て、直立不動で臨んだ被告に対し、裁判官は「信号無視を続け、時速約105キロで交差点に進入。傷害を負わせうえ逃走したことは厳しい非難に値する」と指摘しました。

 一方で「適切な言葉か分からないが、そこまで重いものでもない」とも述べ、検察側の懲役3年の求刑に対し、懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。

 被告は事件当時、陸上自衛隊東千歳駐屯地に所属していましたが、判決公判の前日、2月6日付で懲戒免職になっています。

みんテレ