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記録的寒さで水道凍結&バッテリーもあがる…一方で厳寒焼肉&氷のメリーゴーラウンドの楽しみも

 2月8日から2月10日にかけて、道内は上空に入り込んだ強い寒気の影響で、非常に厳しい冷え込みとなりました。

 市民生活に影響が出ている一方、この寒さを逆手にとったイベントも始まっています。

 荒川健太郎 記者:「マイナス30度の世界ではこのように花も凍って触るとバラバラに」

 2月9日国内では19年ぶりに氷点下36℃まで下がった旭川市江丹別。
今季最強の寒気が道内を襲っています。

 観光客:「温度計の目盛りがマイナス30℃までしかない」
「(寒すぎて)1回でもういいです」

 この寒さはまだ続いていて札幌は2月10日で8日連続の真冬日となりました。

観光客:「完璧にしてきたから大丈夫。カイロをめちゃくちゃ貼ってます」

 この寒さで市民の生活にも影響が出ています。
 
 日本自動車連盟JAFによると寒さでバッテリーの充電が切れてしまう「バッテリー上がり」の依頼が相次いでいるということです。

 救援依頼した住民:「けさ起きて上がっているかもと思った。寒かったので」

 バッテリー上がりの処理件数は、2月9日の207件をピークにここ3日間で432件と普段の約2倍に達しました。

 JAF札幌支部ロードサービス隊 三村 原生さん:
「週に1度とか、2週間に1度しか乗らないとなると、どうしてもバッテリーは弱くなってしまうので、出来るだけ週に2回はエンジンを掛けるようにしてください」

 ただ、エンジンをかける際は、一酸化炭素中毒にならないよう、車の周りを除雪し、車庫の中では絶対にエンジンをかけっ放しにしないよう気を付けてほしいということです。

 もう一つ増えているのが、水道管の凍結です。

 札幌市内のこの家では2月9日の朝からトイレのタンクにつながる水道管が凍りつき、水が流せなくなりました。

 水道修理業者:「スチームを床下に入れて配管にあてている」

 水道業者のスタッフが約100℃のスチームで、凍り付いた水道管を温めていきました。

 水道修理業者:
「一般的に氷点下4℃以下になると凍結しやすくなるといわれているのと、最高気温がプラスにならない場合が連日続くと気温が低くなくても、凍るということがあると思います」

 札幌市水道局への問い合わせは、例年この時期は1日平均15件程度ですが、9日は約16倍の227件寄せられたということです。

 札幌市水道局は2月10日にかけても水道管の凍結に注意するよう呼びかけています。

 生活への影響が出る一方で、この寒さを楽しもうという取り組みも始まりました。

 客:「かんぱーい!」

 滝川市の焼き肉店が始めたのは、夕食の気温が氷点下ならその2倍を割り引くサービス、例えば氷点下10度なら20%安くなるという特別企画です。

 楽しい煉屋 名雲和美店長:
「北海道の冬は寒いので、ぜひともこの寒さもおいしさの1つとして楽しんでいただこうと」

 このサービスは屋外のテラス席限定。
冷えこむ中手袋をはめた手を七輪の火で温めながら焼肉を食べる人も。
 
 客:「寒いから味覚が優れるというか、美味しく感じますね」

 客:「肉もおいしいけど、ビールがぬるくならないのでいつまでも楽しく美味しく飲めるのは一番いいかな」

 この時の気温は、氷点下12度!ビールも放っておくと凍るほどの寒さですが会計は24%引き。
懐には温かいシステムです。

 客:「安くなりました、寒かったのを我慢してよかったなと思います」

 一方、道南・七飯町では氷の張った大沼で国内初のイベントが始まりました。

 アイスカルーセルという丸く切り抜いた氷を回転させる、いわば氷のメリーゴーラウンドです。

 2月10日登場した氷は、直径15メートル、厚さは30センチほど。

 連日の冷え込みで分厚くなった氷をスタッフが足で力を加えて回転させ、参加者はベンチに座ったり寝そべったり。

 真冬の北海道ならではのアクティビティを満喫していました。

 参加者:「思ったよりすごく面白い」

 参加者:「初めてでびっくりしました。ちょうどいい速さでした」

 今後の気温次第ですがこのイベントは、2月12日まで予定されています。

みんテレ