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”鵡川ししゃも”今シーズン『出漁見合わせ』...数年続く”不漁”で資源量の確保を優先 ひだか漁協や苫小牧漁協も同調

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 近年不漁が続くシシャモ。北海道胆振地方のむかわ町などでは、資源量確保のため、今シーズンのシシャモ漁を見合わせることが決まりました。

 鵡川漁協によりますと、10月5日午後に行なわれた漁協や町などが集まる協議会の総会で、今シーズンのシシャモ漁を見合わせることが決まったということです。

 例年であれば10月上旬にシシャモ漁が始まりますが、ここ数年、不漁が続いていて資源量の確保のため2023年は漁を行なわないということです。

 また、ひだか漁協と苫小牧漁協もシシャモ漁の見合わせが決まっています。

資源量確保のため休漁に

資源量確保のため休漁に

 「今年は最初から出ないってことで決まったみたいだからそれに従うしかしょうがない。(ししゃもが)来てくれることを祈るだけだ」(シシャモ漁師 野崎 進一 さん)

 「釧路の方のシシャモ漁が始まり次第仕入れて、急遽告知して提供する」(大豊寿司 鈴木 佑介 さん)

 また、むかわ町の恒例イベント「ししゃもまつり」は2023年、シシャモ以外の海産物や農産物を扱う「味覚まつり」に名称が変わることが決まっていて、シシャモの不漁は各方面に影響を及ぼしています。