海上の流氷消え春のサザンカ開花の北海道…2月として“異例の高温”―『JAF』が大忙し「除雪が入らないから大変」 スタック救助依頼1週間で3444件も
春先に咲くサザンカが早くも咲きました。
2月19日の北海道内は気温が上昇し、日中は広い範囲で10℃以上になり、2月として記録的な高温となりました。
2月としては、経験のない暖かさになった北海道内。
各地で暖気の影響が…
札幌市東区のモエレ沼公園では、17日から山の中腹に亀裂が発生。
現在はその周辺の立ち入りを規制しています。
また、札幌市の雪捨て場は、高温の影響で崩れるおそれがあるとして市内10か所が一時閉鎖されています。
一方函館市では、早くも花の便りが…。
最高気温が16℃まで上がり、例年春先に咲くサザンカが早くも花を咲かせていました。
「春の陽気となっている函館市です。コートが着られないくらいの暖かさです。観光客も上着を脱いで楽しんでいます」(斉藤健太記者)
「暑いですね。基本的に毛布2枚とか横にも幌(カバー)をつけているけど、外して僕自身も短パンで涼しく」(人力車を引く人)
19日の北海道内は、上空に5月並みの暖気が流れ込んだ影響で、各地で気温が上昇。
オホーツク海側の紋別市と湧別町では17.1℃まで上がり、北海道内の2月の高温記録を更新。
紋別沖の流氷は、姿を消してしまいました。
一方、札幌市では…。
「排雪の入っていない住宅街では、グチャグチャのガタガタ。皆さん水たまりを避けて歩いています」(安野陽介ディレクター)
札幌市の最高気温は13.9℃と4月下旬並みになり、2月としては、経験のない暖かさに…。
「暖かすぎたり寒すぎたり、年寄りは特についていけない感じ」(札幌市民)