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頭痛、めまい、関節痛…その原因は“気圧“かも? 知っておきたい“気象病“のリスク 北海道

くらし・医療 コラム・特集

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 季節の変わり目のこの時期。頭痛やめまい、関節の痛みなどを感じたことはあるでしょうか?

 実はその原因は、大気の動きに理由があるかもしれません。台風シーズンに要注意の体調不良のメカニズムを検証です。

【整形外科で「関節痛予報」を表示】

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 札幌市中央区に2019年6月開院した整形外科のDo‐Clinic。9月から病院内の画面で『関節痛予報』の表示を始めました。

 「痛みが出るかもしれない」という予報と、天気や気温の予想もあわせて表示されています。一般的には見慣れないこの予報。なぜ導入されたのでしょうか?

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 Do‐Clinic 道家孝幸院長:「以前から外来で患者さんを診ていく中で、天気が悪くなったりするときに関節が痛いという声を聞いて、だったら天気予報みたいな形で関節痛予報っていうのをやると、少し患者さんの助けになるんじゃないかと」

 患者:「『痛みが出るかも』という予報が出ると、その時は注意したり、リハビリを多く入れるとか、心構えの部分では良いと思います。活用していきたい」

 この『関節痛予報』は、気温や気圧の変化の大きさにあわせ痛みの強さを予報する仕組み。病院内の画面のほか、病院のホームページなどでも見ることができます。

【天気による体調の変化を感じる人も】

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 マチの人は天気の変化と体調変化の関連を感じているのか聞きました。

 街の人:「特に何もなく、いつでも元気」

 気にしていないという人がいる一方で…

 街の人:「たまに台風のときに頭痛くなったりすることもあるかな」「めまいがしたりする、気圧によって」「気圧が低くなると頭が痛くなったり、雨が降ると頭痛くなったり、体調悪くなりますね。(Q.台風のときとか?)そうそうそう、気圧がガーって(低く)なると頭痛くなる」

 札幌でも天気の変化によって体調の変化を感じる人がいました。

【近年研究が進む「気象病」】

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 いったい天気と人間の体には、どんな関係があるのでしょうか?今まで因果関係がはっきりしませんでしたが、近年研究が進み、医学界ではこの現象を『気象病』と呼ばれています。

 愛知医科大学病院で、日本初の『天気痛外来』を開設し、治療や研究をしている佐藤純教授を訪ねました。

 愛知医科大学 佐藤純客員教授:「『気象病』とは、天気の変化で体調が崩れる、いろいろな病気の総称。例えば、慢性痛、うつ病、めまい、人によっては心臓病なども天気の影響、温度、湿度の影響を受けて悪化したり発症したりする」

 佐藤教授のもとを訪れる患者の平均年齢は42歳、約6割は女性です。慢性痛の中でもっとも多いのは頭痛の症状を訴える人で、この病院を受診して気象病と診断がつくケースがあるといいます。

みんテレ