年末ジャンボUHB

札幌クロニクル~さっぽろ文庫の世界~

毎週水曜 よる9時54分放送 出演 : 松本裕子/音楽 : 新田あつこ

明治2年に島判官が札幌本府建設に着手して以来、150年の歴史を歩んできた札幌。その歴史と風土の中で生まれ育った芸術、文化、社会、自然の諸相を資料や証言などで構成し、昭和52年に刊行された〈さっぽろ文庫〉全100巻。この番組はその100巻に収められた膨大な記録から、この土地の過去・現在・未来をつなぐ糧となるエピソードを、出演の松本裕子が現地に赴いて朗読し、今も街に残る痕跡を辿って紹介する番組です。

第7話 旧三井クラブ
2017年11月29日放送

現在の北海道知事公館は、昭和11年に、三井財閥の役員クラブとして新築され、戦後、昭和28年の春から知事公館として使用されている。現在も公務などで使われることがある知事公館だが、一般公開もされているその美しい館内を案内してもらった。

第6話 石川啄木「一握の砂」から
2017年11月22日放送

函館の大火により、臨時教員として赴任していた小学校教師を辞め、札幌に移った放浪の詩人・石川啄木。彼の代表作「一握の砂」に収められた551首は5つの章にまとめられているが、そのうちの「忘れがたき人人(二)」の22首はすべて、たった一人の女性、橘(たちばな)智恵子を詠んだもの。切ない恋心の舞台となった場所を巡る。

動画はこちら

第5話 有島武郎「永遠の幸」
2017年11月15日放送

北海道の文学、美術において、大きな影響を及ぼした作家・有島武郎。彼は札幌農学校を卒業後、アメリカに留学し3年の後に帰国。英語の教師となって母校(札幌農学校。当時の東北帝国大学農家大学、のちの北海道大学)に戻って、美術活動を学生たちと行っていました。彼の作詞した北海道大学の校歌は今も歌い継がれています。

動画はこちら

第4話 札幌交響楽団 札響誕生
2017年11月8日放送

北海道で唯一のプロオーケストラであり、日本で3番目にできた地方オーケストラ・札幌交響楽団。街にオーケストラがあることの意味や結成に至った経緯について、「さっぽろ文庫」から読み解いていきます。本拠地である札幌コンサートホール・キタラで収録した迫力の演奏なども

動画はこちら

第3話 変わらない池と水
2017年11月1日放送

都会のオアシス中島公園。さっぽろ祭りや散歩など、馴染みのある風景のようでいて、そこには多くの変化があったことが「さっぽろ文庫」の記述から見て取れました。変わったもの、変わらないものの痕跡を眺めながら、ノスタルジックな風景に惹かれる理由を見つけていきます。 動画はこちら

第2話 北原白秋「この道」
2017年10月25日放送

誰もが耳にしたことのある童謡「この道」。かつて北原白秋が樺太を視察旅行に出た際に訪れた札幌の街の景色がその歌に込められています。今も変わらぬ風景と形跡を探し、歩いて見ました。当時とは配置の変わった時計台の場所などから、北原白秋が歌に込めた「この道」の形式を思い浮かべます。 動画はこちら

第1話 都市化と樹々 鯨の森
2017年10月18日放送

北一条通りに面した、西5丁目の北側…現在の北菓楼札幌本館の前に、かつて樹齢200年から300年ほどと思われるニレの大木があった。アイヌ語で老人を指す「チャチャ」をつけ「チャチャニレ」と呼ばれていたその周りはちょっとした広場になっていて、水飲み場があり、木陰のベンチでは人がよく休んでいたという。道立図書館として大正期に建てられ、美術館として改装されるなど、札幌の文化人が集まっていたという現在の北菓楼札幌本館周辺の当時を偲ぶ。 動画はこちら

共有する