きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

北海道上空にリング状の雨雲発生? その正体は…

2019年4月15日20:00

 雨雲がいま、どこにあるかを教えてくれる便利な気象レーダー。きょう(4月15日)、この気象レーダーに不思議なモノが写りました。

 けさ6時55分のレーダー画像を見てみると、釧路市付近を中心に輪を描くように濃い青色や黄色の強い降水の領域が確認できます。

 実は、このレーダー画像は釧路市上空にリング状の雨雲が発生したのではなく、『ブライトバンド』と呼ばれる現象を捉えたものです。

 気象レーダーでは、アンテナから発射された電波が、雨粒や雪粒に当たって反射された電波(レーダーエコー)の強さや戻ってくるまでの時間を測ることで降水の場所と強さを観測しています。

 このアンテナをグルグルと回転させて全方位の降水を観測することで、降水の様子を知ることができるのです。

 そして、表面が融けかけた雪粒は電波を強く反射するという特徴があるため、上空から降ってきた雪が雨に変わる層(融解層)があると、このようなリング状の強いエコーが現れることがあるんです。(図のイラスト参照)

 ブライトバンドが見られたということは、地上は雨でもすぐ上の空では雪が降っているということ。雨と雪の境目が頭上に迫っているので、空模様の変化には注意しましょう。

 (気象予報士 佐藤俊和)

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