<ススキノ首切断> 『よろしかったらお嬢さんの作品をご覧ください』田村瑠奈被告(30)の母親・浩子被告(61)の初公判 無罪を主張「犯罪を助ける気持ちは一切なかった。とがめることもできなかった」
■検察側の冒頭陳述で明らかになった「いびつな親子関係」
裁判で検察側は、父親の修被告、母親の浩子被告、娘の瑠奈被告の親子関係に次のように指摘しました。
「(両親は)怒ることもなく娘を育てた。欲しがるものは全て買い与えた。叱ったりできなかった」
「家の中は、瑠奈被告の道具であふれかえり、浩子被告はわずかなスペースで生活、修被告も家での居場所はなく、ネットカフェで過ごした」
「瑠奈被告は中学から不登校になった」
「浩子被告は娘から欲しいものを聞き取り、修被告とLINEでやりとりしていた。(瑠奈被告のことを)お嬢さんと呼び、敬語で接した」
「瑠奈被告は母親を熟女系の風俗に売り払えと父親に言った」
「父親も運転中に首を絞められたりした」
「修被告はドライバー呼ばわり。ゲームセンターなど夜通しの遊びに付き合わされた」
「瑠奈被告はわがまま放題 両親を奴隷扱いしていた」
「瑠奈被告がクラブに行きたいと言い、ススキノの閉店イベントを知った」
「そこに修被告と行った瑠奈被告は被害者の男性と会った」
「瑠奈被告と被害者男性は意気投合し、抱擁したりキスしたりして、その後ホテルに行き、性行為に及んだ」
「約束したのに避妊せずに性行為をされ、瑠奈被告は憤慨した」
「その後、クリニックを受診し、緊急避妊薬を処方された」
「瑠奈被告は中学時代から人体に興味あり、生首や目玉入りカクテルなどがある怪談バーに通っていた」
「被害者男性に憤慨し、死体の解体を計画した。修被告も手伝った」
「指紋を消すハイターやカバンなど買った。エタノールも購入」
「ルナは犯行時SMプレイ装い、アイマスクに手錠で緊縛。ハンディカメラで撮影した」
「被害者男性を折りたたみナイフで刺し、ノコギリで頭を切断、1人でフロントを出る」
「その際、もう1人(被害者男性)は午前11時に出るなどと伝える」